※1)米国に駐在している時に、「米国式のソフトウェア開発」にドップリ漬かり、いろいろ考えました。一般に、日本人のソフトウェア開発エンジニアは、「作ったら検証する」という「確認のための後戻り」をしながら、階段を一段ずつ上るように確実に進めることが非常に得意ですね。その反面、一挙に階段を幾つも跳び越して、誰も考えなかった新技術を見つけるのが苦手です。米国人のソフトウェア技術者は、「一歩一歩確実に進める作業」や「後戻り」が不得手で、発想を大きく飛ばし、夢物語的なアイデアを考えるのが大好きです。
※写真はイメージです米国人技術者の「国民性」が、「自由を求める」と「常に称賛を期待する」であり、ソフトウェアの新製品開発では「新規性」と「次世代のとがった先端技術」を重視します。キーワードは「挑戦」で、企画会議では斬新な製品がどんどん出てきます。ほとんどが「斬新過ぎる」か「実用的でない」ため、製品化しても全く売れませんが、数千個の「クズ石」の中に、ダイヤモンドが1つ混じっているのです(ギャンブルですと、超高配当の大穴狙いですね)。これが「インターネット」や「スマートフォン」であり、次世代を引っ張る画期的な技術となります。
日本人のエンジニアの「国民性」は、「正確さを求める」と「安全を優先する」であり、ソフトウェアの新製品の開発では「工業化」と「安全」を重視します(ギャンブルですと、低配当ながら当たる確率の高い本命狙いですね)。キーワードは、「確実であること」で、冒険をおかさないありきたりの製品企画となり、アメリカで発明した斬新な技術の後追いになったりします。
確実に製品を作る工業化は苦手だけれど、斬新な製品を考えつく米国と、発想を飛躍させるのは苦手だけれど、高品質の製品を着実に作る日本。両者がうまく融合できればと、いつも思います。
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May 19, 2020 at 08:00AM
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