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Friday, March 5, 2021

天然も焦る? 金大ふぐの味 漁業関係者らが試食 - 中日新聞

松原創センター長(左)からオーガニック養殖の説明を受けながら、トラフグの多彩な料理を味わう参加者ら=能登町越坂で

松原創センター長(左)からオーガニック養殖の説明を受けながら、トラフグの多彩な料理を味わう参加者ら=能登町越坂で

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化学物質使わぬオーガニック養殖


 飼育過程で化学物質を使わないトラフグの「オーガニック養殖」に取り組む、金沢大の研究施設「能登海洋水産センター」(能登町越坂(おっさか))が、地元漁業関係者や町職員らを招き初めて試食会を開いた。参加者からは「天然物にひけをとらない」と好評で、松原創(はじめ)センター長は「金大(きんだい)ふぐとしての商品化や養殖実用化へ弾みをつけたい」と語った。

 2019年4月に開所したセンターでは、お茶に由来する成分の「カテキン」を利用した寄生虫除去や、炭酸水を使った麻酔によるトラフグの養殖技術を開発。食の安全性をアピールできる飼育法で、昨年までに1万匹以上の大量生産に成功した。

 試食会では、持木一茂町長や漁師、水産加工会社関係者らが、刺し身やすし、鍋や唐揚げ、白子の茶わん蒸しといった多彩なメニューを味わった。持木町長は「研究だけでなく地元の漁業に直接貢献してくれ心強い。どの料理もおいしかった」と話した。

 調理を担当した、輪島市門前町で和食店を営む丸山剛さんも「歯応えがあり、生食でもおいしく食べられる」と太鼓判。松原センター長は「今後、町内の料理店や宿泊施設での提供や、漁師らと連携した養殖の実用化へ、さらに研究を進めたい」と意欲を示した。 (加藤豊大)

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