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Saturday, March 6, 2021

【米国株動向】大手資産運用会社が買わずにいられないグロース株5銘柄 - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス

モトリーフール米国本社、2021年2月22日投稿記事より

2月16日(火)は重要な日でした。

なぜなら、運用資産額1億ドル超の資産運用会社が、米証券取引委員会(SEC)に義務付けられている通り、四半期末から約45日後の同日にフォーム13Fを提出したからです。

13Fは、ウォール街で最も聡明な人々が直近四半期にどの銘柄に投資していたかという内部情報を明らかにするものです。

少し遅れてはいるものの(今回は2020年12月31日時点)、ウォール街と投資家は13Fによって、資産運用会社を引き付けている企業やトレンドを知ることができます。

2020年10-12月期には、グロース株が大手資産運用会社から引き続き大きな注目を集めました。

とりわけ、以下のグロース株5銘柄は積極的に買われていたようです。
テラドック・ヘルス
遠隔医療サービスを手掛けるテラドック・ヘルス(NYSE:TDOC)が、大手資産運用会社に期待されていることは間違いありません。

ブラックロックは既存のポジションに317万株を追加し、サスケハナ・インターナショナル・グループは保有株数を29万株超も増やしました。

テラドックに強気な見方を取る根拠は、非常に分かりやすいものです。

治療のプロセスが患者一人ひとりに合ったものとなるのにつれて、利便性とコスト効率が極めて重要となります。

オンライン通院によって、患者は家でくつろぎながら医師に相談することができます。

医師にとっては、1日当たりの診察件数を増やすことが可能です。

保険会社にとっても、患者が現実の病院に通院する場合に比べて、通常は支払保険金が減少します。

従って、オンライン通院は時とともに普及するでしょう。

テラドックは、昨年11月に医療サービス会社リボンゴ・ヘルスを買収したことで投資家を驚かせました。

リボンゴは健康データ応用サービスの分野をリードする企業で、慢性疾患の患者がより健康な生活を送るための支援を目標としています。

同社は50万人以上の糖尿病患者が登録しており、体重管理や高血圧の分野に事業を拡大すれば膨大な登録者が増える可能性があります。

【米国株動向】テラドック・ヘルスとリボンゴ・ヘルスの大多数の株主が両社の合併に賛成
ファストリー
エッジクラウドサービス(ユーザーの近くにサーバーを設置し、距離を短縮することで通信遅延を短縮するクラウドサービス)を提供するファストリー(NYSE:FSLY)の第4四半期決算は期待に届かない内容だったものの、同社は大手資産運用会社の前四半期のお気に入り銘柄でした。

13Fを提出した全投資家の合計保有株数は前四半期比で23%近く増加しました。

ファストリーをめぐる熱狂は、コンテンツをエンドユーザーに安全かつ迅速に配信する上で同社が果たす役割に関係しています。

オンラインとクラウドに移行する消費者や企業が増える中、エッジクラウドサービスの重要性は時とともに高まる一方でしょう。

これはファストリーの2020年の売上が45%増加したことからも明白です。

一方、同社の顧客数の伸びは第4四半期に顕著に低下し、正味顧客維持率は7%ポイント低下して115%となりました。

既存顧客は依然として前年よりも支出額を増やしていますが、増額のペースはやや鈍化し始めています。

ファストリーは現在も素晴らしい長期的なグロース株であるとみられます。

しかし、割高な株価売上倍率(PSR)に業績が追いつくまでは、株価が多少停滞しても驚くには当たらないでしょう。

【米国株動向】ファストリー株は大幅に過大評価されている
パランティア・テクノロジーズ
ビッグデータ解析を手掛けるパランティア・テクノロジーズ(NYSE:PLTR)は、13F提出者の合計保有株数が前四半期比で82%増となり、同社を保有するファンドは2倍以上に増加しました。

ファストリーと同様に、パランティアは通期で素晴らしい成長を遂げましたが、第4四半期決算以降の投資家の非常に大きな期待に応えるのには苦労しています。

2020年通期の売上は47%増の11億ドルとなり、政府向けプラットフォームのゴッサムが主に成長を牽引しました。

ここ数四半期の新規顧客の獲得によって売上は大幅に増加しており、同社は安定して黒字を計上できるようになりました。

しかし、パランティアの長期的な成功のカギは、法人顧客向けビッグデータ分析プラットフォームのファウンドリーでしょう。

ファウンドリーによって業績に弾みがつくまでは、PSRが割高なために上値余地が限られる可能性があります。

【米国株動向】新規上場したばかりのハイテク2銘柄、パランティア・テクノロジーズとアサナを比較
スノーフレーク
クラウドベース・データウェアハウス企業のスノーフレーク(NYSE:SNOW)も、大手資産運用会社が買わずにはいられないハイテク株の1つです。

同社の株式を保有する13F提出ファンドは、第4四半期に約100本増加しました。

同社の事業モデルは非常にユニークです。例えば、同社はサブスクリプションサービスではなく、顧客の保存データ量や消費クレジットに基づく都度払いモデルを採用しています。

またスノーフレークは、広く利用されている複数のクラウドインフラに上乗せする形でサービスを提供しており、本来なら競合するプラットフォームを超えてクラウドデータをシームレスに共有することができます。

上場後初めての四半期(2020年8-10月期)において、スノーフレークは115%の売上の伸びを計上し、第4四半期(11-1月期)の売上ガイダンスの中間値は前年同期比 100%増となりました。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)以降、企業はクラウドへ継続的に移行しており、同社はこれによって間違いなく恩恵を受けるでしょう。

問題は、多額の赤字を計上していながら、現在の極めて高いバリュエーションを維持できるかという点です。

【米国株動向】スノーフレークを上回るファンダメンタルズのクラウド3銘柄
テスラ
電気自動車(EV)大手テスラ(NASDAQ:TSLA)を保有するファンドは1,949本に上り、前四半期比で318本増加しました。

ブラックロックは同社の保有株数を約1,210万株、サスケハナは150万株増やしています。

テスラをめぐる強気な見方は、同社が量産型の手頃なEVの開発に成功したことに関係しています。

同社は過去50年以上で、ゼロから大量生産までこぎ着けた初めての自動車会社です。

昨年、テスラはイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が定めた50万台の納車台数目標を下回りましたが、その差はわずかに450台でした。また同社は初めて通期で黒字を計上しました。

しかし、テスラの黒字は、他の自動車会社への温室効果ガス排出枠(クレジット)の販売に依存しています。

これらのクレジットを除くと、50万台近く販売したにもかかわらず、同社は依然として黒字ではありません。

テスラはバッテリーの出力、航続距離、容量に関して明確な競争優位性を持っていますが、これらの優位性を維持するのには苦戦する可能性があります。

テスラのビットコイン購入と市場への影響についての考察

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