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Monday, October 26, 2020

最強K-POPグループ「BTS」所属会社が上場で信用を失った理由(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

● BTS所属事務所がIPO 急上昇後に株式は続落  10月15日、K-POPの人気グループ、「BTS(防弾少年団)」が所属する韓国の芸能事務所、「ビッグヒットエンターテインメント(ビッグヒット)」が韓国取引所にIPO(新規株式公開)を果たした。  13万5000ウォンの公募価格に対し初値は27万ウォンをつけ、その直後に株価は35万1000ウォンに急上昇した。その時点の時価総額は11兆8,800億ウォン(約1兆900億円)まで膨れ上がった。在ソウルのファンドマネジャーによると「株価上昇の『ビッグヒット』を期待したBTSファンなど個人投資家の買いが株価を押し上げた」という。  しかし、その後株価は下落し、20日まで4日続落した。  その要因の一つとして、中国ネットユーザーなどに対する同社など韓国企業の対応が投資家の懸念を高めたことがある。ここで見流せないのは、韓国企業が中国世論の批判に反論せず、予想外にすんなりと引いたことだ。  もし、批判したのがわが国の世論だったなら、おそらく韓国企業の対応は違っていたことだろう。

 企業の持続的な成長には、経営者の一貫した姿勢が不可欠だ。  自らの主張が正しいと思うなら、毅然かつ冷静に持論を述べればよい。それは経営者としての責務であり、利害関係者からの信頼を得るために必要だ。ビッグヒットの株価下落は、経済面で対中関係を重視してきた文在寅(ムン・ジェイン)政権下の韓国企業の経営方針を表しているともいえる。それが、主要投資家の不安心理を高めたといえるかもしれない。 ● BTSのヒットを実現したビッグヒットと その対中姿勢  BTSの所属事務所であるビッグヒットのIPOは、大型案件として韓国株式市場参加者の注目を集めた。また、「BTSを応援したい」というファン(個人投資家)の存在も、一時的な株価急騰を演出した。  BTSの魅力は、多くの人々に共通する感覚を素直に表現していることにあるといわれる。その背景には、ビッグヒットの創業者パン・シヒョク氏がファンとの深い「共感」を目指したことがある。具体的に、パン氏はメンバーの個性、価値観、ライフスタイルを最大限尊重し、ありふれた日常の感覚をよりよく代弁する表現者としてBTSを育てた。それが、文化や言語を超えた人々の共感を呼び、BTSの世界的ヒットにつながった。  それに加えて、パン氏はIT戦略も重視した。ビッグヒットはBTSを広告やオンラインゲーム、SNSなどのコンテンツとして扱うことによって経済のデジタル・トランスフォーメーションへの対応を重視した。そうした事業戦略を強化するためにビッグヒットはIPOを実施した。理論的に考えると、資金を調達してBTSに続くK-POPグループの育成やIT化への対応を進める意義は大きい。  問題は、中国のネットユーザーがBTSを批判した際のビッグヒットの対応だ。  10月7日、BTSは米韓関係への貢献を評価され、米国の団体から表彰された。その際、BTSメンバーが朝鮮戦争における米韓の犠牲に言及した。それに対して、中国ではBTSが自国の尊厳を傷つけたとの批判が起きた。  韓国メディアなどの報道内容を確認すると、BTSのメンバーが言及したのはあくまでも米国と韓国の関係であり、中国に関しては触れていない。中国のネットユーザーがそれを批判するのは筋が違う。ビッグヒットは中国からの批判に対して、メンバーの発言は米韓関係についてのものであり中国を念頭に置いてはいないというように、正しいと思うことを冷静に主張すればよかった。それはファンをはじめ利害関係者を守り、自社の事業戦略を進めるために不可欠だ。  しかし、報道などを見る限り、BTSは中国からの批判に対してそうした主張を行わなかった。その姿勢に今後の事業運営への懸念を強めた機関投資家が増えた。

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October 27, 2020 at 04:01AM
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