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Thursday, October 22, 2020

採用面接で、会社と自分の価値観が一致するか確認する方法 - Lifehacker JAPAN

就活中に、応募した会社から採用面接を申し込まれることは、すごいことです。

面接官が応募者と実際の面接に至るまでに、どれだけ多くの履歴書がふるいに掛けられたかと思うと、面接を受けられること自体が1つの勝利です。

採用面接は、自分がなぜそのポジションに適しているかを示すだけでなく、その組織が自分に向いているかどうか判断する機会でもあるというコンセプトは、既にご存知かもしれません。

一般的に、採用面接で、応募者はその会社の企業文化が自分に合っているか確認することに集中します。

確かに企業文化は重要なことですが、会社の価値観も同じぐらい重要だと、エグゼクティブ・コミュニケーションの専門家でシニア・リーダーシップ・コーチを務めるKristi Hedgesさんは、Harvard Business Reviewの最近の記事で書いています。

組織の価値観とは何か、そしてそれが自分の価値観と一致するかどうかを判断する方法をご説明しましょう。

「文化」と「価値観」の違い

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Photo: NakoPhotography (Shutterstock)

Hedgesさんは、「企業文化」と「企業の価値観」の違いについて次のように説明しています。

企業文化」は仕事の進め方を決定しますが、「企業の価値観」は企業がどのように優先順位を付け、どのように決定を下し、どのように対立を調整するかを示します。

文化はイノベーションを大切にしますが、価値観はそのイノベーションを追求するために犠牲にするものを決定します。

Hedgesさんによれば、組織の価値観は、次の3段階のプロセスによって知ることができます。

1.自分自身の価値観を見定める

まず、自分にとって最も重要な価値を見定める必要があります。

Hedgesさんが説明している通り、この文脈では、自分の価値観とは「自分がこうありたいと思う人間の核となる信条です。ですから、その信条が侵害されると、それを痛切に感じるのです」。

その信条とは、たとえば、誠実さ高潔性積極性資質の良さ奉仕信頼などがあります。

2.質問を用意する

Hedgesさんは、会社が優先する価値観がわかるような質問を採用面接の前にいくつか準備しておくことを提案しています。

面接官に具体的な例を出して説明してもらえるように、自由形式の質問にしましょう。

こうした質問をする目的は、自分の価値観と比較検討できる情報を面接官から引き出すことであって、何かを確認することではありません。

そのため、「私は誠実さを大切にしています。この会社では、誠実さをどのような価値を置いているのか、具体例を出して教えてください」といった誘導尋問はせず、次のような質問をしてください(Hedgesさんの記事から引用しました)

  • 同様のポジションで成功したのはどんな人ですか? その人は、なぜ高いパフォーマンスができるのでしょうか? 逆に、このポジションでうまくいかなかった人のことも教えてください。
  • この会社ではどのような資質がある人が昇進していますか? 私と同じ職位で最近、昇進した人のことを教えてください。彼らはどのような資質を示したのでしょうか?
  • この会社ではどのような行動が許容されませんか。違反した場合はどうなりますか。実例を挙げて教えてください。
  • 企業文化について教えてください。年月が経つに連れて、あなたの企業文化に対する認識はどのような変化を遂げていますか。企業文化に関して驚いたことがあれば、教えてください。
  • 社内で戦略や方向性をめぐる対立があった場合の事例を教えてください。何が対立を招いたのでしょうか。そしてどのように解決されたのでしょうか。
  • あなたが私のポジションにいたとしたら、どのようなアドバイスが役立つでしょう? 知っていたら良かった、と思うことを教えて頂けますか

「それについてもっと詳しく教えてください」などの補足質問も必要に応じてしてください。

3.採用面接を採点する

採用面接が終わったら、自分の核となる価値観に関する質問の1つひとつに対する会社の回答を採点する時間を設けましょう。Hedgesさんは、以下の5段階を用いて採用面接を評価することを提案しています

  1. この価値は一度も言及されなかった
  2. この価値は言及されたが、実証されなかった
  3. この価値は時折実証された
  4. この価値は明確かつ頻繁に実証された
  5. この価値に関しては、会社と自分は価値観が一致している。

上記の1から3のプロセスを終えると、価値観の一致という点で、自分に適した会社かどうかがよくわかるはずです。

もちろん、すべての点で会社と価値観が一致する保証にはなりませんが、少なくとも入社してから「こんなはずじゃなかった」という思いを最小限に抑えられるでしょう。

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Image: Shutterstock

Elizabeth Yuko – Lifehacker US[原文

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