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Friday, December 25, 2020

証券会社の営業マンが50回以上も「手紙と名刺」を持ってくる納得の理由 名前だけでも伝わればチャンスあり - PRESIDENT Online

どうすれば飛び込み営業で結果を出せるのか。元野村證券営業マンでビジネスYouTuberの宋世羅(そん・せら)氏は「とにかく通い続けるしかない。何十回も手紙と名刺を渡せば名前くらいは覚えてもらえる。そうなればチャンスはある」という――。(第1回/全2回)

※本稿は、宋世羅『ヨイショする営業マンは全員アホ 1%だけが知っている禁断の法則』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。

売買契約書の見直し後に取引を終了するビジネスマン

写真=iStock.com/BernardaSv

※写真はイメージです

「2日に1件新規開拓」という厳しいノルマ

私は、新卒で野村證券に入り、現場をひたすら駆けずり回ってお客様を獲得するドブ板営業マンとして4年働きました。現在はフルコミッション(完全歩合制)の生命保険営業マンとして働いていますが、営業力に関しては、野村時代に相当鍛えられました。

私は今、急に仕事がなくなっても街に出て1人の顧客を見つけられる自信があります。それは野村出身だからこそ鍛えられたものだと思っているのです。

本稿では、野村證券時代に私が体験した、営業失敗エピソードをご紹介したいと思います。実際、2000万個くらいあるんですが、そこから絞りに絞って印象的な「事件」を三つお話しします。

まず「新規口座開きました事件」です。

広島支店の配属になった新人時代の話です。野村證券に入社すると、新人は飛び込み営業で年間の新規口座開設100件のノルマが与えられます。つまり、1年間に100人のお客様を新規開拓しないといけないわけです。

年間で100件ということは、月に直すと8件。研修などで営業ができない期間もあるので、実際は月10件くらいで、2日に1件のペースで新規のお客様を獲得しないと間に合わないのです。

このようなとんでもないノルマだったので、4、5日新規開設ができないと、どんどんしんどくなっていくという状況でした。

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