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Thursday, December 3, 2020

株式会社ゼックとドイツのVPP事業者インパワー社との合弁会社「ゼックパワー」が始動 - 時事通信

[株式会社ゼック]

― FIPアグリゲーターとして準備作業を開始 ―

弊社とドイツのVPP事業者であるインパワー社(in.power GmbH)との合弁で今年新たに設立された株式会社ZECPOWER(ゼックパワー)が始動し、FIPアグリゲーターとして準備作業を開始しました。ゼックパワーは、FIP(フィード・イン・プレミアム)で先行するドイツで先駆者としてVPP事業を行ってきた経験を活かし、発電側のアグリゲーターとして日本国内に分散するFIP電源をとりまとめて市場取引を行うサービス等を提供します。また提供するサービスを通じて追加性のある再エネ発電設備への投資を促し、再エネ電力の利用拡大に寄与してまいります。

 株式会社ZECPOWER(以下「ゼックパワー」)は、株式会社ゼックとドイツのVPP事業者であるインパワー社(in.power GmbH)との合弁で今年新たに設立され、このたび事業活動を開始いたしました。FIP(フィード・イン・プレミアム、以下「FIP」)で先行するドイツで先駆者としてVPP事業を行ってきた経験を活かし、発電側のアグリゲーターとして日本国内に分散するFIP電源をとりまとめて市場取引を行うサービス等を提供してまいります。
 再エネ電力を市場へ統合する一環として始まるFIPにおいて、発電事業者はこれまでのFIT(固定価格買取制度)とは異なるスキルが求められます。発電量予測や計画値同時同量の対応、インバランス費用など発電事業者単独では対処が難しい市場リスクがあります。ゼックパワーが変動電源をアグリゲートすることで、FIP電源が負う様々な市場リスクに対処します。
 ゼックパワーは、欧州の電力市場で長年培った豊富な取引経験に基づく運用スキルを活かして日本での再エネ電力取引を安定化し、市場価格を意識した電力トレーディングや環境価値の取引、相対取引の機会を提供するなどFIP電源の収益性の向上を支援します。またこれらサービスを通じて追加性のある再エネ発電設備への投資を促し、再エネ電力の利用拡大に寄与してまいります。

ゼックパワー設立の背景
 インパワー社は10年以上前からVPPの構想を事業化し、現在も約1.3GWの再エネ電力ポートフォリオを有して欧州卸電力取引所への直接販売などをしています。分散する再エネ事業者とフェアで平等な協力関係を築き、厳しい競争環境において再生可能エネルギーの持つ大きな力を市場で示してきました。
 ゼック社は2012年頃からファンドをはじめとする金融の力を利用しながら数多くの太陽光発電所を開発し、日本国内において太陽光を中心とする再生可能エネルギーに関する豊富な経験を有しています。
 このような背景の下、両社は2017年頃より事業提携の検討を進め、日本にFIPが導入されることが決まったのを受けて今回の合弁会社であるゼックパワーの設立に至りました。

ゼックパワーの事業モデル

株式会社ZECPOWER(ゼックパワー)の概要

プレスリリースに関するお問い合わせ先:
株式会社ゼック
担当:永井
〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-7-1八丁堀サンケイビル
電話:03-6280-3878 ファックス:03-6280-3879 
Eメール:contact@zecj.jp 
ゼックURL:https://zecj.jp/
ゼックパワーURL:https://zecpower.co.jp/

企業プレスリリース詳細へ (2020/12/04-13:16)

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