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Wednesday, March 24, 2021

【ホームズ】実例も併せて紹介! 中二階のある平屋のメリット・デメリット | 住まいのお役立ち情報 - LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)

平屋住宅とは、一階部分のみのフロアで構成された住宅のことを指します。平屋にはさまざまなメリットがあるものの、二階建てよりも広い敷地が必要であることから、生活スペースの確保が難しい面もあります。そうしたデメリットを補うのが、平屋に中二階を設けるといった方法なのです。今回は中二階のある平屋の特徴や注意点を見ていきましょう。

中二階

中二階とは、一階部分と二階部分の中間に設けられる階層のことであり、スキップフロアとも呼ばれています。ここでは、中二階の基本的な特徴について見ていきましょう。

中二階は二階のように明確にフロアが分かれているわけではなく、一つの空間に異なる高さを設けてつくられるのが特徴です。一階部分とは段差をつけて区切られているものの、見た目のうえでは一体的なものとして扱われます。

そのため、単に二階を設けるよりも空間が広く見えるのが大きな魅力です。

一階と同じ空間に設けられる段違いのスペースという意味では、ロフトも同じような性質を持っています。実際のところ、法律によって両者が明確に区別されているわけではありません。

ただ、一般的にはロフトは物置としての役割が大きいのに対し、中二階は居住空間として扱われることが多いです。また、ロフトは通常、天井の高さを1.4m以下にして、床面積に算入されるのを避けてつくられるケースが多いといえます。

それに対して、中二階は十分な高さを確保することが多いため、役割上の違いが生まれているのです。

中二階のある家

平屋に中二階を設けることで、住まいにはさまざまな変化が生まれます。ここでは、中二階を設置するメリットを紹介します。

一階とは異なる階層を設けることで、単純な平面よりも床面積を有効活用しやすくなります。間仕切り壁を設置せずに居住空間を分けられるため、床面積を節約したい狭小の土地や平屋との相性がとても高いとされているのです。

また、中二階の床下にスペースが生まれることで、収納スペースも拡大します。リビングやダイニングの隣が中二階であれば、テーブルなどの大きな家具も収納できるため利便性が高いといえます。

土地には高さに関する制限があり、際限なく高い建物を建てることはできません。そのため、高さ制限の範囲が狭い土地で二階建てを建てようとすると、どうしても各フロアの天井高に圧迫感が生まれてしまいます。

平屋にして中二階を設けるようにすれば、吹き抜けなどの縦の空間を生かしたつくりが実現しやすくなるため、居住スペースにより開放感が生まれるのです。

住まいにおいては、もっとも日当たりの良い方角にリビングが設けられるケースが多いといえます。その結果、通常のつくりでは、ほかの部屋の採光性が低くなってしまうのです。

その場合であっても、中二階であれば間仕切り壁によって光が遮られることはないため、リビングを通じて自然光を取り込みやすくなります。

生活空間が物理的に分かれてしまう二階建てと比べて、平屋は家族間のコミュニケーションが図りやすい点も魅力です。中二階の部分は隣接した部屋から見えるため、小さなお子さんのいる家庭でも安心して遊ばせることができます。

家を建てるコスト

さまざまなメリットを持つ中二階ですが、特殊な構造でもあるため、設ける際には注意しておかなければならないポイントもあります。ここでは、具体的な注意点について見ていきましょう。

中二階は設計や材料選びに手間がかかるため、同じ床面積の家を建てるのに比べてコストがかかってしまいます。柱や間仕切り壁で住宅を支えられる通常のケースとは異なり、広いフロアを設ける必要があるため、耐震性が確保できるより強固なつくりが求められるのです。

中二階を設ける際には、部屋が広くなる分、室温の管理も難しくなります。そのため、住宅自体に高い断熱性能が求められるとともに、空調の配置などにも工夫が必要です。

特に冬場は、暖かい空気が中二階に集まりやすくなってしまうため、隣接した部屋が寒くなってしまうこともあります。

中二階は特殊なつくりであり、設計には豊富な経験や知識が求められます。そのため、施工会社選びには、通常の住宅以上に注意が必要です。

施工会社にはそれぞれ得意としている分野があるので、中二階の施工経験が豊富な依頼先を見つけましょう。

中二階が床面積として計上されると、通常の平屋よりも固定資産税が高くなってしまいます。中二階の取り扱いについては、自治体によってルールが異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

平屋

注意点を把握しておけば、中二階は多くのメリットがあります。ここでは、中二階に適したケースや向いている人の特徴について詳しく見ていきましょう。

平屋で広い生活スペースを確保するためには、十分な敷地が必要となります。しかし、都心部などでは土地の価格が高く、なかなか思いどおりの間取りが組めないケースも少なくありません。

そうした人にとって、中二階は空間を効率的に使える有効な方法です。外観上は平屋とほとんど変わらないため、デザインのイメージを損なわない点も魅力だといえます。

平屋は二階建てよりもコミュニケーションを図りやすいものの、居住空間の独立性が低くなり、プライバシーを確保しにくい面があります。中二階であれば、一階部分から見えるのは確かであるものの、高さが異なる分だけプライバシーが守られていると感じやすいです。

たとえば、中二階をお子さんの勉強部屋などにあてれば、同じ階層に設けるよりも集中しやすい環境を用意してあげることができます。

LDKは家族が団らんのひとときを過ごす、住まいの中心的なスペースです。しかし、広いLDKを設けようとすると、土地の広さによっては全体の部屋数が少なくなってしまいます。

そうした悩みを持つ人にとって、中二階は広いLDKと部屋数を両立しやすい有効な選択肢です。

傾斜地に住居を建てる際には、どうしても一階部分よりも低くなるスペースが生まれます。そうした土地では、中二階を設けることで高低差が自然に解消され、住まいの利便性が高まるのです。

間取り図

中二階のある平屋は数が少ないため、なかなか中二階の間取りをイメージしにくい面があります。ここでは、中二階のある平屋の間取り事例を具体的に見ていきましょう。

平屋の魅力の1つには、「高い天井高を確保できる」といった点があります。この事例ではLDKが吹き抜けになっており、圧迫感のない広々としたつくりが実現されている点が魅力です。

また、大きな特徴として、中二階が和室になっている点が挙げられます。床の素材が変わることで、より一層LDKとの生活空間にメリハリが生まれやすくなるのです。

間取り図

中二階のある家

  • 中二階とは、一階と同じ空間に設けられた段違いのフロアを指す
  • 中二階は床面積を効率的に使える点をはじめ、さまざまなメリットがある
  • 平屋の魅力を生かしながらも広さがほしい人や、傾斜地などに建てる際に向いている
  • 導入する際にはさまざまな注意点があるため、施工会社に細かく相談することが大切
  • 床面積の取り扱いについては自治体ごとに異なるため確認しておく

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