森直由
大阪名物のたこ焼きと、タイ料理のグリーンカレーが、ついにコラボ――。神戸市中央区で先月末に開店したファストフードタイ料理店「ガァウタイ」が、「グリーンカレーたこ焼き」を販売している。新型コロナの緊急事態宣言で、当面はテイクアウトのみ。
大阪・道頓堀などでタイ料理店を展開する「クンテープ」(大阪市)の川北昌紀社長(61)が10年ほど前から、本店のある道頓堀で人気のたこ焼きにあやかって、「うちの看板メニューのグリーンカレーと組み合わせた料理ができないか」と考え始めた。
たこ焼きの中にカレーを入れてみたり、カレーのソースをかけてみたり……。しかし、いずれもうまくいかなかった。そんな中で、新たに兵庫県へ出店するにあたり、明石焼きのスタイルにすると、納得できる味に仕上がった。
タイ人のシェフがつくる本格的なグリーンカレーのスープの中に、揚げたこ焼き。サクラエビ、パクチー、ハーブをトッピングした。ココナツミルクを加えたまろやかな辛さのカレースープが、外がカリッ、中がトロッとしているたこ焼きと口の中で調和する。
税込み580円。店頭にタイの三輪タクシー「トゥクトゥク」を置き、開店したばかりの店をアピールする。川北社長は「コロナに負けず、皆さんを驚かせタイ」と話している。問い合わせは同店(078・392・9999)。(森直由)
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