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Saturday, May 8, 2021

メードイン東北・工場探訪:秋田・ニテコサイダー工場 清水使い爽やかな味 - 毎日新聞

 <MADE IN 東北>

 一口飲むと「シュワシュワ」と細かい泡が音を立てる。まろやかな甘さと爽やかな喉ごしを感じた。「ニテコサイダー」は、約70もの湧水(ゆうすい)がある秋田県美郷町六郷地区の天然水を使った秋田の「地サイダー」だ。【下河辺果歩】

 「ニテコ」はアイヌ語の「ニタイ」(森林)と「コツ」(水たまりの低地)が変化した言葉だと伝えられる。口当たりが良く飲みやすい六郷の水の特長を生かしつつ、炭酸がきめ細かいのが特徴だ。

 変わらぬ味で愛され続けるサイダーの製造開始は1902年。「NITEKOシトロン」から「仁手古サイダー」と名称を変え、今の「ニテコサイダー」になった。現在は美郷町の第三セクター「あきた美郷づくり」が運営する「手づくり工房湧子(ゆうこ)ちゃん」が製造を手がける。

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