こうした中、愛知県の大村知事は、1日の記者会見で、イベントを主催した会社の代表取締役が、8月31日に県庁を訪れたことを明らかにしました。
この中で、代表取締役は酒を提供したことについて「仕入れたうちの半分はキャンセルしたが、残りは買い取ったものだった。売らなければ損失をかぶることになり、県から提供を自粛するよう強い要請があることは認識していたが、売らざるをえなかった」と釈明したということです。
そのうえで、代表取締役は「自分の認識が甘かったことを自覚して反省している。このイベントをやめたら会社が潰れてしまうので開催するしかなかった。ここまでの大騒ぎになるとは想定できなかった」と述べたということです。
一方、愛知県は、イベントに参加した県民に対し、今月12日まで、不要不急の外出を控え、体温を毎日測定するなどして健康状態を確認するよう求めたうえで、希望する人には無料でPCR検査を行うと発表しました。
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