Pages

Saturday, November 27, 2021

「サバまん」にカレー味 小浜・今富小児童が開発、28日発売 - 中日新聞

中の具にうどんが入ったカレー味のサバまん=小浜市今富小で

中の具にうどんが入ったカレー味のサバまん=小浜市今富小で

  • 中の具にうどんが入ったカレー味のサバまん=小浜市今富小で
  • 新たに開発したカレー味のサバまんをPRする児童=小浜市今富小で

 小浜市今富小学校の六年生四十六人は、同校の先輩が考案して発売した中華まん「サバまん」の第二弾として、カレー味の新商品を開発した。中身の具にうどんを入れたもちもち感が特長で、二十八日に地元観光施設などで販売を開始。児童はより多くの人にサバまんや小浜の素晴らしさを伝えるため、PR動画も作成し、投稿サイト・ユーチューブで公開している。 (鈴村隆一)

 サバまんは昨年度の六年生が、小浜の代名詞とも言えるサバを使った新たな名物を作り、地域を明るく元気にしようと開発。昨秋に売り出し、一袋三個入りがこれまでに三千袋以上売れているという。

 現六年生は先輩の思いを引き継ぎ、しょうゆ味のサバまんに新しい味を加えることでさらに魅力を高めようと、カレー味の商品化に挑んだ。地元料理人との共同開発の中で、新たな具の候補の中から「油揚げ」「チーズ」「うどん」に絞って検討。

 試作を重ねて味や香り、食感などを確かめ、もちもち感が増して食べ応えのあるうどんを選んだ。地場産タマネギのシャキシャキ感と新鮮なサバの味わいがカレーにマッチし、食欲をそそる自信作に仕上がった。

 PR動画は九班に分かれて作成し、サバまん開発の経緯や食材生産者らのインタビュー、鯖街道の紹介などを盛り込んだ。写真の使い方など、視聴者を飽きさせないよう編集にもこだわり、一〜五分弱の作品を九本作った。

 二十六日に同校で商品と動画完成の記者発表があり、児童が動画のダイジェスト版を流して魅力を発信。「具材を決めるのが大変だった」と苦労を語り、「サバまんを有名にして小浜のサバ復活に一役買いたい」「観光客や小浜をもっと知りたいと思っている人に食べてもらいたい」などと力を込めた。

 一袋三個入りで税込み六百九十一円。市内のほか、おおい町や高浜町、若狭町、美浜町の観光施設やスーパーでも販売する。

 二十八日には道の駅若狭おばまなどで児童が来訪者にチラシを配ってアピールする。

関連キーワード

おすすめ情報

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 「サバまん」にカレー味 小浜・今富小児童が開発、28日発売 - 中日新聞 )
https://ift.tt/3rgr7Ll

No comments:

Post a Comment