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Thursday, January 6, 2022

「努力しているのに会社が評価してくれない」という人の特徴 - 日経ビジネスオンライン

公務員も大手企業の会社員も、「安定」した職業ではなくなりつつあります。では、本当に「安定」した働き方をするにはどうしたらいいのでしょうか。『WORK 価値ある人材こそ生き残る』の著者であるmoto(戸塚俊介)さんは、「仕事に探される人になれば、本当の意味での安定を手に入れられる」と言います。この連載では、仕事に探される、市場価値が高い人になる方法をお教えしていきます。連載第1回は、社内での評価の上げ方です。

社内の評価基準をきちんと把握する

 会社の評価=市場価値ではありませんが、社内の評価もキャリアを積む上での大切な要素のひとつです。優先順位としては、市場価値のほうが上位に来ますが、社内の評価も上げておきましょう。
 社内で評価されると、新しい仕事の機会やポストを得ることができます。そうなれば、より自分が成長できる環境に身をおけます。つまり、社内の評価も今後のキャリアを築いていく上で、とても重要になるのです。

<span class="fontBold">moto(戸塚俊介)</span><br>1987年長野県生まれ。新卒で地方ホームセンターに入社後、リクルートやスポットライト(現:楽天ペイメント)など複数社に転職し、営業部長や事業責任者などを務める。会社員として働きながら、自身の転職経験を基にしたウェブメディア『転職アンテナ』を立ち上げ、2021年4月に上場企業であるログリーへ事業を売却。現在はmoto株式会社の代表取締役を務める。著書『転職と副業のかけ算』(扶桑社)はベストセラーになり、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2020」にノミネートされた。Twitterのフォロワーは12.5万人で「本質的なキャリアや働き方が分かる」として、SNS(交流サイト)でカリスマ的な人気を誇る。

moto(戸塚俊介)
1987年長野県生まれ。新卒で地方ホームセンターに入社後、リクルートやスポットライト(現:楽天ペイメント)など複数社に転職し、営業部長や事業責任者などを務める。会社員として働きながら、自身の転職経験を基にしたウェブメディア『転職アンテナ』を立ち上げ、2021年4月に上場企業であるログリーへ事業を売却。現在はmoto株式会社の代表取締役を務める。著書『転職と副業のかけ算』(扶桑社)はベストセラーになり、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2020」にノミネートされた。Twitterのフォロワーは12.5万人で「本質的なキャリアや働き方が分かる」として、SNS(交流サイト)でカリスマ的な人気を誇る。

 よく「努力しているのに会社が評価してくれない」と嘆いている人を見かけますが、その理由は会社の評価の物差しとは違う努力をしているからです。
 社内の評価を上げていく上で知っておくべきポイントはふたつです。ひとつは「会社の評価基準」、もうひとつは「自分に期待されていることは何か」です。

 会社の基準に沿っていないと、いくら努力しても、たとえどんなに成果を上げようとも評価してもらえません。在籍する企業の「年収テーブル」と「各年収テーブルにおいて求められる能力」があると思います。自分がどのような価値を提供したら、どれくらいの報酬をもらえるのかをきちんと把握しましょう。

 また、転職時の面談や評価面談のタイミングで「自分に期待されていることは何か」をヒアリングしておくことも大切です。
 「どんどん営業して売り上げを作ってほしい」とか、「プレイヤーではなく、マネジメントをすることでチームを強化してほしい」など、数字では表せないあなたに対する期待があるはずです。

 評価される能力と職務、そして自分に期待されていることをきちんと把握することで、会社に評価される人になりましょう。だたし、社内評価と市場の価値は別であることを忘れないようにしてください。

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