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Saturday, October 8, 2022

狭山茶で冷凍ピッツァ 店の味、家庭でも楽しんで 所沢・狭山のイタリア料理店 オーナーシェフの藤井さん - 東京新聞

「水牛モッツァレラチーズと旬のきのこの抹茶ピッツァ」を披露する藤井大介オーナーシェフ=所沢市緑町2のパスタ・デルフィーノ新所沢店で

「水牛モッツァレラチーズと旬のきのこの抹茶ピッツァ」を披露する藤井大介オーナーシェフ=所沢市緑町2のパスタ・デルフィーノ新所沢店で

 埼玉県所沢市と狭山市に店舗を持つイタリア料理店「デルフィーノ」が、狭山市産狭山茶の抹茶を生地に練り込んだピッツァ(ピザ)の冷凍製品の販売に力を入れている。この秋は水牛モッツァレラチーズや黒トリュフ、キノコ類を載せたピッツァ(税込み千八百円)の売り上げを伸ばしている。(武藤康弘)

 オーナーシェフの藤井大介さん(51)が「地元食材を使って地域貢献できないか」と、約十年前に考案したピザがベース。各種茶の相性を試行錯誤した末、抹茶にたどり着き、味のバランスを整えるための隠し味に蜂蜜を選んだ。

 冷凍ピッツァはローマ風のクリスピータイプで直径二十三センチ。「この味を贈り物にできないか」という来店客の声が開発のきっかけだった。イートイン向けと同様に仕込んだものを石窯で八割方焼いた後、冷凍して包装。家のトースターやグリルで加熱するだけでレストランの味を再現できる。

 パスタ・デルフィーノ新所沢店(所沢市緑町二)に加え、九月から同市内の観光情報物産館YOT−TOKO(ヨットコ)でも販売。ネット通販では、茶どころの静岡県からも「狭山茶ピッツァ」の注文が入るという。

 冷凍製品に力を入れた背景には、コロナ禍で店内飲食が減った事情も絡む。藤井さんは「四季に応じたピッツァを今後も提供していきたい」と、職人歴二十年超の腕を鳴らしている。問い合わせは新所沢店=電04(2923)6618=へ。

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