■実施レポート:Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン「お仕事TRYプログラム」
学生向けLETS販促チラシ作成クライアントワーク
デジタルハリウッドSTUDIOにて、未経験・異業種から就職・転職を目指す方に在学中から現場さながらの経験を積める実践的なカリキュラムとして好評いただいている、Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン「お仕事TRYプログラム」。
本プログラムの受講生限定でクライアントワーク(実案件)をコンペ形式で実施し、2022年12月生の15名が取り組み、採用作品制作者を決定しました。
取組についての詳細は下記よりご覧ください。
https://school.dhw.co.jp/course/web/contents/r_fontworks_practice22.html
15名の中から採用された前川さんの作品は、実際の教育機関での販促に使用されています。
指導のポイント:
前川さん自身で考えたキャッチコピーが素晴らしかったため、より印象的に伝わるようなフォント選びや配置を工夫しブラッシュアップしていただきました。採用後、納品まではフォントワークス様とコミュニケーションを重ね、ご要望の意図を汲み取りながらデザインに反映していくプロセスも体験していただきました。
国沢さんの作品は、販促チラシとは別にSNS展開用画像として採用されました。
指導のポイント:
言葉の意味と文字に向き合い、フォントの選択、配置、角度の調整を繰り返しブラッシュアップしていただきました。要素が多いためまとめ上げる過程で苦労もしていましたが、自由なレイアウトとフォントの魅力溢れるデザインに仕上がりました。フォントの力によって、言葉が一層引き立つことを体感していただけたと思います。
■企業ゼミ特別プログラム
学生向けLETS販促用POP制作OJT:
企業ゼミとは、採用時における人材ミスマッチを解消し、学生・企業双方にとって有益な就職・採用を実現するために、学内でインターンシップと同じような就業体験ができるシステムです。企業から出された課題に取り組むことで、実際の現場に近い感覚で業務を体験できます。企業ゼミで企画された作品が企業から認められ、共同開発商品として実際にリリースされることもあります。
今回は特別プログラムとして、デジタルハリウッドSTUDIOの受講生を中心に、デジタルハリウッド大学(4年制大学生、大学院生)、デジハリ・オンラインスクール生を対象としたOJTを実施しました。
デジタルハリウッドではスキルの習得はもちろん、人との繋がりも財産と捉え、自校舎だけでなく全国の受講者との繋がりを意識した取組を作ることで、地域を問わずつながりが実感できるプログラムを提供しています。
OJTに参加した12名の中から選出された吉永さんの作品。縦2メートルクラスの巨大POPとして実際に印刷しデジタルハリウッド大学内のカフェテリアにて展示されています。
指導のポイント:
元のアイデアの骨格が優れていたため、元のアイデアの良さをより際立たせるための細かい表現部分のアドバイスのみ行いました。最初に吉永さんから提案のあった複数のアイデアの中から案が絞りきれず、であれば媒体の特性を活かし「両面で2案採用」にしよう、ということで最終的に今回の個性的な表現に至りました。
■在学中から実際の仕事に取り組む実践プログラム
産学共同プログラムは企業からの実案件を在学中から実践するものであり、就職活動において最も高い壁である「実務経験」を在学中から経験することで、就職活動に有利な状況を作り、採用後の現場でもすぐに活躍ができる人材を育成する事を目的にしています。
デジタルハリウッドでは今後もクリエイター育成を支援する理念に共感頂ける企業のみなさまと、産学共同プログラムを実施してまいります。
ご興味ございましたら下記までご連絡お願いします。
デジタルハリウッド株式会社 スクール本部 担当:竹本
studio@dhw.co.jp
■担当講師紹介
小松鮎奈(超実践型就職・転職プラン「お仕事TRYプログラム」担当講師)
デザインを学び始めた時期に、たくさんのフォントに出会い文字にしっかりと向き合う機会をいただけたことは、受講生たちにとって貴重な経験になったと感じています。デザイン経験者とは異なる視点でフォントの魅力を感じながらデザインに取り入れており、講師としてもたくさんの気づきをいただきました。新たなフォントに出会う喜びや、フォントによって文字が力を持つ楽しさを体感していただけたのではないでしょうか。
小山明(企業ゼミ特別プログラムOJT担当講師)
吉永さんは、クライアントのオリエン後、最初のアイデアスケッチの段階から個性的で魅力的なアイデアを提案してくれていました。ビルボードやポスターなどの、非デジタルメディアのコミュニケーションの捉え方を変え、可能性を広げた良い作品になったと思います。制作過程において常にクライントの意向と、クライアントの商材が消費者に与える印象や影響を考え続けた吉永さんの姿勢は、きっと将来クリエイターとして仕事をする際に活かされると思います。
■特別ゲスト・関口浩之(フォントおじさん)からのコメント
関口浩之(フォントおじさん)
OJT作品の選考会で全員のプレゼンテーションを拝見しました。どのクリエイティブもコンセプトがしっかりしており、かつ、熱い思いが伝わってくる作品でした。日頃はあまり意識していないけど日々の生活の中で無くてはならない存在のフォントを「楽しく学ぶ」という観点で、学生向けLETSをアピールしている点が素晴らしい。また、「沼にハマる」というウィットに富んだフレーズの一文字「沼」をゲーム感覚で組み上げる仕掛けも楽しい。
■フォントワークス株式会社からのコメント
フォントワークスとして初めての取り組みだった本プログラム。想像していた以上にクオリティの高い作品を提出いただき、とても驚いております。 「デザイン」がただ優れているだけでなく、クライアントがどういう点に困っているのかを自分視点でもよく考え、周りにもヒアリングを行ってみる。そこまで取り組めた作品が今回のプログラムでは頭一つ抜きんでたのかなと思います。 そこに達することができるのは、デジタルハリウッド様の日々生徒に寄り添った指導があってこそなのではと実感いたしました。
■学生向けLETSのご紹介
学生向けLETSは、デザインを学ぶ次世代クリエイターへの教育支援を目的とした年間定額制のフォントサービスです。年会費 990円(税込)で、プロデザイナーが使用する通常版と同じアプリケーション構成・バラエティ豊かなフォント・新書体も追加費用なしでお使いいただけます。在学中ならいつでもお申込みができ、卒業後もライセンス期間内であればお使いいただくことが可能です。
※教育支援目的のため、商用利用は不可となります
【フォントワークス株式会社】
「もじと もっと じゆうに」。私たちは進化し続けるコミュニケーションを常に予見し、時代と環境に適した機能・サービスを提供しています。
フォントをより身近に、より多くご活用頂ける、業界初の年間定額制フォントサービス「LETS(Leading Edge Type Solution)」を2002年に開始し、世界中の人と人、人と情報、人と作品の距離を縮めることに貢献してまいりました。すべての人の日常に新たな価値を生み出していきます。
【デジタルハリウッド株式会社】
1994年10月、会社設立と同時に日本初の実践的産学協同のクリエイター養成スクールを開校。
現在、東京と大阪に専門スクール「デジタルハリウッド」と、全国の各都市にWebと動画が学べるラーニングスタジオ「デジタルハリウッドSTUDIO」、そしてeラーニングによる通信講座「デジハリ・オンラインスクール」を展開。
2004年には日本初、株式会社によるビジネス×ICT×クリエイティブの高度人材育成機関「デジタルハリウッド大学院(専門職)」、翌2005年4月に四年制大学「デジタルハリウッド大学」を開学。
設立以来、デジタルハリウッド全体で9万人以上の卒業生を輩出している。
また、デジタルハリウッド大学開学時より導入している、動画教材と対面授業を組み合わせた「ブレンディッド・ラーニング」のノウハウを活かして、大学・専門学校の教育機関をはじめ塾・障害者支援サービス企業・教育サービス企業向けに、オンライン授業の導入及び活用支援サービス「デジタルハリウッドアカデミー」を国内外に展開。
さらに2015年4月、スタートアップ志望者を対象としたエンジニア養成学校『ジーズアカデミー』を開校し現在東京と福岡に展開。同年11月には、日本初のドローンビジネスとロボットサービス産業の推進を目的とした『デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー』を開校するなど、デジタルコンテンツ業界の人材育成と、産業インキュベーションに力を注ぐ。
2024年10月に設立30周年を迎える。
からの記事と詳細 ( <実施レポート>デジタルハリウッドSTUDIOとフォントワークス株式会社による「デザインを学ぶ次世代の ... - PR TIMES )
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