夏の甲子園大会で12日に登場した聖光学院(福島)のアルプス席では、記録員の木村元気さんの姉・
きょうだいは東京都出身。優女香さんは男子に交じって、小学1年から高校まで野球を続けた。周囲が甲子園を目指す中、女子であることで目標にすることすらできず、「強い憧れがあった」と振り返る。
元気さんは聖光学院に進学することになったが、寮がいっぱいだったという。そこで、「弟に自分の夢を託そう」と一念発起して会社員を辞め、学校がある伊達市で一緒に暮らしながら食事面などのサポートをしてきた。「選手をしながら、マネジャーもする」と聞かされた時は複雑だったが、「それも大事な仕事。自分でよく考えて、頑張りなさい」と弟の背中を押した。
今夏の福島大会で優勝した際には、2人で抱き合って喜び、元気さんにメダルをかけてもらったという。優女香さんは「夢だった甲子園に連れて来てもらった。本当にありがとう」と感謝していた。
試合は聖光学院が2―8で仙台育英(宮城)に敗れた。
からの記事と詳細 ( 元野球少女、越境入学した弟のため会社辞め福島で同居…「甲子園連れてきてくれありがとう」 - 読売新聞オンライン )
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