[4日 ロイター] - 物言う株主として知られる米投資家カール・アイカーン氏の投資会社アイカーン・エンタープライゼズ(IEP)は4日、配当金を半減すると明らかにした。これを受け株価は22%急落した。
IEPを巡っては、空売りで知られる投資会社ヒンデンブルグ・リサーチが今年5月、IEPの配当金の支払いが「ポンジ・スキーム(詐欺的な資金集め)のような」構造になっていると非難。IEP株価は当時から約半値になっている。
IEPは4日、第2・四半期の配当金を1ユニット当たり1ドルと、通常の配当金の同2ドルから引き下げると発表した。
第2・四半期の赤字は前年同期の1億2800万ドル(1ユニット当たり0.41ドル)から2億6900万ドル(同0.72ドル)に拡大した。
IEPの株価は一時20.54ドルまで下落し、2カ月超ぶりの安値を付けた。
アイカーン氏はヒンデンブルグのリポートに対抗すると表明。IEPは「誤解を招くようなヒンデンブルグのリポートに(配当に関する)慣行を妨害させるつもりはない」とした。
ヒンデンブルグは4日、X(旧ツイッター)への投稿で、IEPを引き続きショート(空売り)すると表明。同社は5月に「IEPは奇跡的な投資パフォーマンスの好転がない限り、最終的には配当金を全額カットするか廃止するだろう」としていた。
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