サッカーJ1川崎フロンターレでほぼ四半世紀にわたり、地域密着を掲げてユニークなイベントを手がけてきた天野春果さんが新会社「Two Wheel Sports(本社・東京都渋谷区)」を立ち上げた。クラブは20日付で退職。新たな門出を迎えた。
天野さんによると、新会社では川崎で培った経験を生かし、地域とスポーツをつなげる役割を担ったり、地域振興に携わったりする事業を展開していく。
天野さんはクラブ創立2年目の1997年に入社。スタッフや選手を巻き込んで斬新な企画を次々と打ち出し、サッカー事業部プロモーション部長などを任された。競技場の隣接する広場に即席の動物園をつくったり、選手が登場する「算数ドリル」を作って小学校に配ったり。ホームの川崎・等々力陸上競技場にレーシングカーを走らせたこともある。
そうした活動の効果もあって観客は増え、入社時は閑古鳥が鳴くこともあった等々力では満員の光景が当たり前となった。
独立は2年ほど前から考えていた。52歳で新しい環境に身を置くことになるが「不安はまったくない。どんなことができるかわくわくしている。このわき上がるものは、フロンターレにいたときと変わらない」と話した。
今後はスポーツ大会の運営や協力、すでに進めている川崎市制100周年記念事業など自治体との連携にも力を入れていくという。
からの記事と詳細 ( 元川崎フロンターレ名物社員が新会社、スポーツと地域つなぐ架け橋に:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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