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Thursday, April 4, 2024

【独自】「別のカビが混入したら気づくはず」別の紅麹製造会社が指摘 小林製薬の健康被害問題 |YTV NEWS NNN - 日テレNEWS

 小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」をめぐる健康被害の問題で、紅麹を製造している別の会社が読売テレビの取材に応じ、「別のカビが混入したら気づくはずだ」と指摘しました。

(Q、不安に思っている人も一定程度いるのでは?)
 『紅麹』の製造業者
「僕らも一番心配している。“発酵”自身が悪いんじゃないかと」

 紅麹を製造する会社は国内に数えるほどしかありませんが、このうちの1社が匿名を条件に読売テレビの取材に応じました。

 『紅麹』の製造業者
「カビは出やすいですよ。(原料米は)2回殺菌しますけど、それでも水分があるとカビが出る可能性はあるんです」

 この業者によりますと、紅麹は蒸した米に紅麹菌を加えて、タンクで均一に混ぜながら培養していきますが、菌が増える速度が遅いため、別のカビなどが入った場合、カビの方が先に増殖するといいます。ただ、その場合は培養中でもすぐに気づくはずだと指摘しました。

 『紅麹』の製造業者
「(水分が多い場合)タンクの周りにくっついたり、においが悪くなったり、色が出なくなったりします」

 また、この会社での培養の期間は長くても30日ほどですが、小林製薬では約50日間で、増殖がさらに進んだ可能性があるということです。

 一連の問題では青カビから発生する「プベルル酸」が混入し、健康に影響を与えた可能性が指摘されていますが、国と大阪市は原因の究明とともに、製造過程に問題がなかったか調べています。

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