岐阜市の岐阜公園に隣り合う土地と建物を市から借りて営業している料亭の運営会社が、賃貸契約の期限のことし2月を過ぎても、土地建物の明け渡しに応じていないことが市への取材でわかりました。
市は「契約や関係法令に基づいて対応したい」としています。
明け渡しに応じていないのは岐阜市大宮町の料亭で萬松館です。
岐阜市によりますと料亭は岐阜公園に隣接していて、市が所有する広さ約7200平方メートルの土地と、明治時代に建てられた木造平屋建ての建物を昭和42年以降、現在の運営会社が借りて営業してきました。
岐阜市は岐阜公園の再整備などを見越しこの運営会社と2014年に10年間の賃貸契約を結び、この期間以降は契約を更新しないことにしていましたが、ことし2月の期限を過ぎても運営会社が土地と建物を市に明け渡していないことが岐阜市への取材でわかりました。
岐阜市は書面や電話などで明け渡しを求めていますが運営会社側は応じず、営業を続けているということです。
柴橋市長は24日の会見で「市民の財産でもある場所だ。明け渡しに応じてもらえるよう契約や関係法令に基づいて対応したい」と話していました。
一方、運営会社側はNHKの取材に対し、「契約は市に一方的に結ばされたものだ。長年、建物を維持管理してきたにもかかわらず補償もなく営業を継続できなくなることは受け入れられない」と話しています。
からの記事と詳細 ( 岐阜公園に隣接の料亭 運営会社が土地建物の明け渡しに応じず|NHK 岐阜県のニュース - nhk.or.jp )
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