25日の東京株式市場で、IHI株が一時前日比243円(18%)高の1562円と急騰した。持ち分法適用の造船会社、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)に国内造船首位の今治造船(愛媛県今治市)が約3割分を出資するとの構想が浮上。IHIの出資比率が下がり、振れが大きい造船事業の影響が下がるとの期待で買いが集まった。
25日の終値は204円(15%)高の1523円だった。JMUはIHIとJFEホールディングスがそれぞれ46%分を出資している。中韓勢との競争激化や生産トラブルなどから業績は厳しく、IHIは19年4~12月期連結決算で92億円の持ち分法損失を計上した。
今治造船が3割を出資した場合、IHIなどと並ぶ大株主になりそうだ。JPモルガン証券の佐野友彦氏は「IHIは今後の損失を抑えられる。JMUの経営も効率化するだろう」と評価する。
2月以降に株価は急落し、19日にはPBR(株価純資産倍率)が0.50倍と過去10年で最低になった。24日時点でも0.61倍にとどまり、値ごろ感による買いも入ったようだ。ただ、新型コロナウイルスの影響で業績には下押し圧力がかかる。楽天証券経済研究所の窪田真之氏は「自動車や飛行機関連も厳しく、業績のけん引役が見当たらない」と話す。目先はなお上値が重い展開が続きそうだ。
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March 25, 2020 at 06:30PM
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IHI、一時18%高 造船関連会社の増資を好感 - 日本経済新聞
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