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「おいしいものを追求し、食べた人を幸せにしたい」と話す二宮さん=鉾田市で |
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県内各地で出合ったおいしい食材を結集し「日本一の高級たこ焼き」を、二十七日から発売する。値段はタコ焼きとしては破格の八個入り千八百円(税込み)で、「茨皇(いばおお)」と命名した。名前の由来は1800(いばおお)の語呂合わせからだ。
「値段が高いとおいしいは、限りなく近いと思うんです。おいしさを追求するため、とにかく高いものを集めた」と紹介する。
主役のタコは大洗や鹿嶋で水揚げされたのを使い、涸沼のシジミからとっただしを効かせた味に仕上げた。筑波山の水を使い、ネギやヤマイモ、卵、マヨネーズなどの食材も、すべて県産のものでそろえる予定だ。
周囲で高級たこ焼きに好意的な意見は少なかったと漏らすが、安くておいしいを追求すれば「冷凍技術が進歩しているから、コンビニやスーパーで手に入る」と話す。そばでも、安く買えるのも、高級なのもあるのと同じように「たこ焼きも二極化があってもいい」と語る。
移動式たこ焼き屋「たこ焼き道場めりけん魂」を始めて十一年目。飲食業を志したきっかけは大学時代にある。仏教学部で学び、古代インドの修行者が、おいしいものを食べるのを重要視していることに着目。「おいしいものを食べるのが、いかに強い欲かを感じた」という。
卒業後は大手飲食チェーンで三年間勤務。その後、和食や中華、ベトナム料理などの店を転々として学んだ。
安く買えて簡単に作れるたこ焼きを「手間と食材にこだわったら、どこまでおいしくできるだろう」との探求心から、二〇〇九年にたこ焼き屋を創業。県内各地をキッチンカーで巡り、こだわりの商品を提供してきた。
十年目を迎えた昨年は、日本一大きなたこ焼き作りに挑んだ。直径三十六センチの中華鍋を使い、約三時間かけて直径三五・八センチ、重さ十一キロのたこ焼きを完成させた。日本一記録を認定・掲載するサイト「日本一ネット」の認定も受けた。
ただ「三時間かけて作るから売れないし、丸くするために生地を固くしたから、おいしくなかった」。売ることができ、おいしいものを作ろうと「茨皇」への挑戦を始めた。
「茨皇」を商標登録する予定だが、レシピを独り占めするつもりはない。一緒に茨皇を広めてくれる仲間を十二人集め、ノウハウなどもすべて教えるという。「茨皇をもっと有名にしてくれる人が出てきた時、自分が師匠だと言うのが目標」と話す。
今年は東京五輪とパラリンピックが開かれる。「観光に来た世界の人にも茨城のおいしさを味わって、幸せになってもらいたい」と意気込む。 (水谷エリナ)
◆茨皇発売向け資金募る
たこ焼き道場めりけん魂は火曜にワンダーグー龍ケ崎店(龍ケ崎市)、水曜と金曜にワンダーグー江戸崎店(稲敷市)、木曜にワンダーグー鉾田店(鉾田市)、土曜と日曜にクイズモール(龍ケ崎市)に出店している。イベントなどにより、変更になる場合もある。主に、たこ焼き(6個入り500円)やたこせん(2個入り200円)を販売している。茨皇発売に向けてクラウドファンディングで資金を募っている。問い合わせは二宮さん=電090(3511)8897=へ。
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March 08, 2020 at 05:38AM
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茨城最高の味を世界へ 「たこ焼き道場めりけん魂」店主・二宮正嘉さん(43):茨城(TOKYO Web) - 東京新聞
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