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Wednesday, September 9, 2020

株式会社メタジェン、ホクト株式会社と共同研究を開始 - 時事通信

[株式会社メタジェン]

~きのこが腸内環境を介して免疫機能に与える影響を科学的に評価~

株式会社メタジェンとホクト株式会社は、この度、きのこが腸内環境を介してヒトの健康状態や免疫機能に与える影響のメカニズムを明らかにするための共同研究を開始しました。本共同研究により、きのこの健康効果と免疫機能への作用について、腸内環境に基づく科学的根拠を付与した情報を消費者に発信できるようになることを期待しています。

腸内環境を適切にデザインすることで病気ゼロの実現を目指す株式会社メタジェン(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO 福田 真嗣。以下、「当社」)と、きのこの研究・開発・生産・販売を一貫して手掛ける日本唯一の「きのこ総合企業」であるホクト株式会社(本社:長野県長野市、代表取締役社長:水野 雅義)は、この度、きのこが腸内環境に与える影響を明らかにするための共同研究を開始しました。

<研究開始の背景>
社会全体が感染症のリスクに見舞われている昨今、免疫機能の向上を期待して食品を選択する消費者が増加しています。腸内環境と免疫機能は密接に関係していることが明らかになっており、腸内環境を良好に保つことが免疫機能の向上にも役立つと考えられます。きのこは従来より、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、ヘルシーな食材として知られており、特にきのこの摂取は免疫機能にも作用することが注目されていますが、そのメカニズムの詳細は未だ明らかになっていません。そこで、最先端の腸内環境解析技術を用いた研究開発支援プラットフォームを持つ当社と、国内第一線できのこの研究開発を牽引してきたホクト株式会社が協働し、きのこが腸内環境を介してヒトの健康状態や免疫機能に与える影響のメカニズムを明らかにすることを目的に、共同研究を開始することといたしました。

<研究の概要>
本共同研究では、ホクト株式会社が生産するきのこ3種類(ブナシメジ、エリンギ、マイタケ)をミックスさせたものを被験品として、摂取時にヒト腸内環境へ与える影響について、当社独自の腸内環境評価手法「メタボロゲノミクス(R)︎」を駆使し、腸内細菌叢および腸内代謝物質の統合的な解析を実施します。さらに、これらのきのこが免疫機能(感染抵抗性)に与える影響を可視化するために、感染症予防に重要な役割を担うことが知られている「免疫グロブリンA(IgA)」を被験者の便検体から測定し、腸内環境データと合わせて統合解析を行います。

<今後の展開>
本共同研究により、きのこの健康効果と免疫機能への作用について、腸内環境に基づく科学的根拠を付与した情報を消費者に発信できるようになることを期待しています。「健康に良いイメージがある食材を漠然と選択する」状態から「健康を意識して確証を持って食材を選択する」段階へとステップアップさせ、消費者の消費購買活動の選択に役立てることができればと考えています。今後も、当社およびホクト株式会社は、食材摂取による「健康効果」を追求し、消費者一人ひとりが自分自身の健康維持や疾患予防のために効果的なアプローチを実践できる社会の実現に貢献します。

腸内環境と免疫機能についての解説はこちら(https://metagen.co.jp/service/gut-immunity.html

はホクト株式会社の登録商標です。

企業プレスリリース詳細へ (2020/09/10-10:46)

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