茨城県の常磐自動車道や愛知県と静岡県の高速道路であおり運転をしたとして強要などの罪に問われている44歳の会社役員に2日、水戸地方裁判所で判決が言い渡されます。
会社役員の宮崎文夫被告（44）は、去年8月、茨城県守谷市の常磐自動車道であおり運転をして会社員の男性の車を本線上に無理やり停車させ男性を殴ってけがをさせたほか、前の月には愛知県岡崎市と静岡県浜松市の高速道路でもあおり運転をしたとして、強要と傷害の罪に問われています。
これまでの裁判で被告は、起訴された内容をいずれも認めたうえで、「重大な事故につながる極めて危険な行為だった。本当に申し訳なく思っています」などと述べました。
検察は「いずれも高速道路で起こした事件で、一歩間違えば後続車が衝突して被害者が命を落としかねず危険で悪質だ」として懲役3年8か月を求刑しました。
これに対し、被告の弁護士は「被告は一種のパーソナリティー障害と診断されていて通院するほうが妥当だ」などとして執行猶予のついた判決を求めました。
あおり運転が厳罰化されるきっかけとなった今回の事件で、裁判所が刑の重さをどのように判断するか注目されます。
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October 02, 2020 at 03:12AM
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常磐道などであおり運転 被告の会社役員にきょう判決 - NHK NEWS WEB
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