まつもとのたまご藍住自動販売機
徳島市不動西町にある松本養鶏場。海藻系のエサで育てられた鶏の卵は自然な甘さが特徴。それでいて黄身が濃厚で、デザートづくりや卵かけご飯にもってこいなのだ。
写真を拡大 松本さんは東京農業大学で畜産について学んだ後、22歳から家業である養鶏場で働いている。
20年ほど前から養鶏場前に卵の自販機を設置していた。産みたての卵を求めて、入れ替わり立ち替わりお客が訪れるほど人気で、補充が間に合わないこともしばしば。「もっと多くの方に新鮮な卵を届けたい」という松本洋一郎さん（44・徳島市出身）の思いから今年の6月、藍住町に2号目となる自販機が設置された。
写真を拡大 まつもとたまごの自販機は藍住北小学校近くにある。精米機のプレハブ横だ。
松本さんは「ここがうちとお客さんを繋ぐ窓口のような場所になればいいなと思うんです。気軽に卵を買ってもらって、松本のたまごの味を知ってもらいたいです」と話す。
毎朝10時にすべての卵を新しいものに入れ替える。その後はライブカメラを見て個数が減っていたら追加。そして夜の8時から9時の間にまた補充をする。1日に3、4回卵を入れている。松本さんは「初めは自販機ができたんが嬉しくて1日に5回くらいきてたんですよ！」とチャーミングに笑う。
自販機で販売されている卵はMサイズたまご12個入り（330円）、Lサイズたまご20個入り（700円）、大きさや色にバラつきがあるだけで味に変わりはない薄色たまご10個入り（230円）の3種類。「スーパーでまとめ買いなんかをしたとき、割れやすい卵を買うのは大変だと思うんです。そんなときに、卵だけ自販機で買おうか〜というように使っていただけたら嬉しいです」。
住所＝徳島県藍住町住吉江端4-11
090-5713-3947（9:00～20:00）
営業時間＝自販機は24時間稼動
定休日＝無休
駐車場：あり
開店：2020年
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November 09, 2020 at 07:30AM
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優しい甘さの新鮮卵 お客さんに味を知ってもらうきっかけに【自販機物語】 - 徳島新聞
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