[株式会社サイフューズ]
株式会社サイフューズ(本社:東京都文京区、代表取締役:秋枝静香、以下「サイフューズ」)は、藤森工業株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:布山 英士、以下「藤森工業」)との間で、再生・細胞医療分野(以下「本分野」)における戦略的パートナーシップの強化を目的として、業務資本提携契約を締結いたしました。
現在、サイフューズでは、バイオ3Dプリンティングというサイフューズ独自の基盤技術(※)を活用し、細胞のみで作製した細胞製人工血管や細胞製神経導管の臨床試験を開始するなど、血管再生、骨軟骨再生、神経再生等の再生医療に用いる「革新的な3D細胞製品」の開発に取り組んでおります。また、この革新的な3D細胞製品を用いた再生医療を、新たな治療法の選択肢として早期に患者さまへお届けすることを目指し、戦略的パートナーシップの強化を通じて、実用化に向けた開発を加速しております。
藤森工業は、長年培ってきたプラスチックフィルム加工技術を活かし、近年では抗体医薬品やワクチンといったバイオ医薬品製造プロセス向けシングルユース製品の開発製造を展開しております。これらの技術とノウハウを本分野で活用/展開させるべく、細胞培養プロセス向けシングルユース製品や包装容器の開発を推進すると同時に、今後の再生医療の商業生産に必要不可欠となる革新的な細胞の大量培養技術の開発と実用化を進めております。
藤森工業及びサイフューズは、再生医療の領域における革新的な細胞製品の事業化に向け、2018年より細胞の大量培養技術に関する共同開発を進めてまいりました。今回の業務資本提携を通じ、これまでの研究開発等で培ってきた双方の技術・知見・ノウハウを最大限に活用し、効率的な大量培養技術開発を加速させ、サイフューズが開発を進める革新的な再生医療等製品の実用化及び研究開発の促進に取り組み、今後の新産業の創出と市場発展を目指してまいります。
(※)サイフューズは、直径0.5ミリ程度の細胞塊(スフェロイド)を微細な針に積層し、人工足場材料を使用せず細胞のみで立体的な組織を作製する独自の基盤技術(三次元細胞積層技術)を自動化・搭載したバイオ3Dプリンタ「Regenova(R)(製品名:レジェノバ)」及び「S-PIKE(R)(製品名:スパイク)」を開発・販売しております。
企業プレスリリース詳細へ (2021/01/29-09:46)
からの記事と詳細 ( 株式会社サイフューズ、藤森工業株式会社と再生・細胞医療分野における業務資本提携を締結:時事ドットコム - 時事通信 )
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