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Thursday, June 24, 2021

青ノリアジフライ…できたての味は格別 - 読売新聞

 小学校栄養士の松丸奨です。今日は、旬のアジをおいしくいただくレシピ「青ノリアジフライ」のご紹介です。肉厚でジューシーなアジ。できたての味は格別です。その1口目は、何度食べても感動。「なんておいしいんだ!」と毎回声が出てしまいます。

 さて、そんなアジフライに合わせるのが青ノリです。青ノリの風味は揚げ物と好相性です。よくスナック菓子やポテトフライに青ノリ味があるので、この組み合わせを味わったことがあるかと思います。揚げ物に青ノリの風味が足されることで、よりおいしくなるのです。

 アジの旬は、春~夏。うま味も強く、栄養素の高い魚です。脳細胞に作用すると言われているDHAや、血液の健康に役立つEPAなどを含み、高たんぱくで低脂肪、低カロリーな魚です。うま味成分であるアラニン、グリシン、グルタミン酸、イノシン酸を含んでいるので、おいしさを感じやすいのが特徴です。

 アジフライをおいしく作るポイントは、ずばり、卵を使うこと。溶き卵がアジを包み込み、油で揚げるときの膜になってくれるので、うま味を閉じ込めて、身をふっくらとジューシーに仕上げてくれるのです。片栗粉→卵→パン粉の順で、付ける衣を覚えておいてください。

 揚げたてアジフライの話をしていたら、なんだかおなかがすいてきましたね。それではおいしい青ノリアジフライを楽しみましょう!

[作り方]

(1) アジに片栗粉をまぶし、余分な粉は落としておく。溶き卵、パン粉の順で衣づけをする。

(2) フライパン底から3cm分の油を注ぎ、180度に加熱、魚を揚げていく。

(3) 片面を3分ずつ揚げていき、きつね色になれば取り出す。揚げたてに青ノリをかけて完成。

(レシピ作成 栄養士 松丸奨)

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