水泳競技中の女子中学生画像転載、サイト運営会社員を追送検…名誉毀損容疑 - 読売新聞

　女子中学生の水泳競技中の画像がアダルトサイトに無断転載された事件で、警視庁は２５日、堺市北区、サイト運営会社員の男（３６）（著作権法違反容疑で逮捕）を名誉 毀損（きそん） 容疑で東京地検に追送検した。

　警視庁幹部によると、男は２０１８年８月～今年１月、成人の女子選手の競技画像１点に卑わいなタイトルをつけ、勤務先の会社が運営するサイトに掲載。不特定多数が見られる状態にし、この女子選手の名誉を傷つけた疑い。

　画像は体の一部を強調して撮影されたもので、個人の特定も可能だったため、この女子選手が告訴した。警視庁は、男が他のサイトから画像をコピーして入手したとみている。

　男は会社でサイトの制作や管理を担当していた。調べに「訴えられる可能性は低いと思い、画像を掲載してしまった」と容疑を認めている。会社は１７年以降、約３０のサイトを運営し、計約１億６００万円の広告収入を得ていた。

　男は今月２１日、女子中学生の競技画像１７点をサイトに無断転載したとして著作権法違反（公衆送信権の侵害）容疑で警視庁に逮捕されていた。

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