3歳以下の事故が多い理由と事故の具体例
――3歳以下の事故が多い理由は? 東京都の報告書(子供に対する歯ブラシの安全対策 報告書)によりますと、「この年齢の子どもの特徴として、身長に対して頭部が重く、重心が上方にあり、運動機能の点でも、まだ歩行が不安定であるため、転倒しやすい傾向がある」とあります。 ――たとえば、どのような事故が報告されている? 以下のような事例が報告されています。 【事例1】 2歳の子どもが歯ブラシをくわえたまま、大人用のベッドの上で飛び跳ねていた。保護者が気付くと、口の中に歯ブラシがあるまま四つんばいで泣いていた。 歯ブラシはすぐに取れたが、転倒した際に咽頭部に刺さったと考えられた。咽頭粘膜の下に空気がたまっていたため、集中治療室に入室、8日間入院。 【事例2】 5歳の子どもが洗面所で歯磨きをして、仕上げ磨きのために保護者がいるリビングに向かう際、歯ブラシをくわえた状態で転倒。保護者は目撃しておらず、物音で気が付いたところ、四つんばいになって泣いており、歯ブラシは床に落ちていた。 夜間に痛みと体熱感があり、咽頭損傷疑いで受診。 頸部の画像検査にて、頸動脈血管損傷を疑う所見が認められ、気道閉塞の可能性があり、気管挿管された。集中治療室に入室し、10 日間入院。
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