長野放送
「おうち時間」を豊かにする提案です。本格的なホテルの味を自宅で楽しんでもらおうと、長野県松本市のホテルが先月からシェフによる料理教室を開いています。 山椒の香りが食欲をそそる麻婆豆腐。こうした本格的な中国料理が自宅で味わえたら…。そうした要望に応える取り組みをホテルブエナビスタが始めました。 中国レストラン聖紫花・上野浩料理長： 「うちはいつも料理に揚げニンニクを使う。香りは付いてもニンニク臭くない」 コロナ下の「おうち時間にホテルの味を」と、先月から料理教室を開いています。ホテルを身近に感じてもらい、感染状況が落ち着いたら、足を運んでもらうことも視野に入れての取り組みです。 講師はホテルのシェフ。教室は全10回で、月ごとシェフが変わります。今月は中国料理の上野料理長。市民6人が「麻婆豆腐」に挑戦しました。 豚ひき肉に、豆板醤、甜麺醤、大豆を発酵させた豆鼓醤などの調味料を入れて炒めます。（材料1人分：豚ひき肉100g、ニンニク5g、ショウガ5g、テンメンジャン15g、トウバンジャン10g、トーチ―ジャン10g） そこに鶏ガラスープと豆腐を入れ、ひと煮立ちさせたら、水溶き片栗粉でとろみをつけます。（材料1人分：豆腐200g、水200ml、鶏ガラスープの素10g、片栗粉25g） 仕上げにプロの技！（サラダ油大さじ1、山椒粉適量） 中国レストラン聖紫花・上野浩料理長： 「化粧油を入れます。そうすると料理が冷めづらくなる。つやが出ておいしそうに見える」 味だけでなく見た目も大事。さて、参加者の出来栄えは…。 参加者： 「完璧です（笑）」 この日は「麻婆麺」に…。 参加者： 「スパイシーさがすごく感じられておいしい」 「お豆腐が家で作るのと違って柔らかくてすごくおいしい」 中国レストラン聖紫花・上野浩料理長： 「コロナ禍で自粛して、厳しい、ストレスがたまる。その中で楽しかった、すばらしかった、おいしかったと言っていただける。開催して良かったと実感しています」 「アフターコロナ」も見据えたホテルの料理教室。次回、来月14日は和食です。
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