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Sunday, July 18, 2021

もって1、2日「長持ちしないのが逆に味」…ビーチに五輪エンブレム - 読売新聞

 東京五輪セーリング会場の江の島を望む神奈川県藤沢市の片瀬東浜海水浴場に18日、幅5メートル、奥行き8メートルの大会エンブレムのサンドアートが登場した。約17時間かけて作った大作だが保存作業はせず、「風で壊れるので、もって1、2日」だという。

 制作したのは、地元のサンドアートグループ「江ノ島イルカ部」。代表の大和市、自営業草薙徹さん(59)が数年前から、片瀬西浜で砂にイルカなどを描いていたところ、SNSなどで輪が広がり、今では小学生から70歳代までの約20人が毎週参加している。

 五輪期間中、この海岸でセーリングのパブリックビューイング(PV)を開く際、傍らで連日制作する予定だった。コロナ禍でPVは中止になったが、代わりに県などから声がかかり、この日のお披露目となった。

 天候などの影響でぶっつけ本番となったが、前日朝から約15人がかりで18日午後2時半に完成。市松模様が特に難しかったという。草薙さんは「サンドアートは無心になれ、長持ちしないのが逆に味。多くのイベントが中止となる中、我々は奇跡的にできた。熱い思いを込めて作った」と語った。

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