国分グループ本社は7月9日、中国の物流会社の上海恒孚物流を完全子会社化したと発表した。
国分グループは、中国全土に向けたバリューチェーンの構築・強化を目指し、卸売事業・物流事業を柱としたビジネスの拡大を進めている。このほど、持分法適用会社である恒孚物流を完全子会社化することで、中国における事業展開を加速させるもの。
恒孚物流は上海・北京に大型3温度帯物流センターを保有し、主要都市を結ぶ幹線物流機能を具備している。配車車両にはGPSを搭載し、運行管理、温度管理等を行い、日本レベルの物流サービスを提供している。国分グループの潍坊三慧物流と連携し、広州・深圳を中心とした「華南エリア」、成都を中心とした「華西エリア」への物流事業の拡大を図っていく。
また、国分グループの卸売事業会社各社との連携により、日系・中系小売業、外食チェーンへの物流提案の強化、日系メーカーとの協業を進めていくとしている。
■会社概要
会社名:上海恒孚物流
本社所在地:中国上海市嘉定区馬陸鎮申霞路33号第2幢
事業内容:倉庫業務(保管・加工・包装等)及び配送業務
資本金:1735万2199 人民元
設立:2008年12月4日
売上高:5600万元(2020年12月期)
従業員数:118名(2020 年12 月末時点)
物流拠点:上海 常温2000m2・冷蔵1000m2・冷凍5000m2・定温2000m2
北京 常温2500m2・冷蔵600m2・冷凍3200m2
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