小山にとって“ライフワーク”だと語る「ふくあじ」。これは、小山いわく「満腹になる」「おふくろの味のように心が満たされる」「(食べることで)幸福になる」の3つの“ふく”からなるもの。 「ふくあじ」のお店を音で紹介するシリーズ企画の第1弾として、「紹介するのは長崎の『寿々屋』しかないと思った」と今回の趣旨を説明します。 小山が「寿々屋」を訪れたのは、15年ぐらい前。86歳のお母さんを、娘さんと息子さんがサポートしている、家族経営の皿うどんとちゃんぽんがメインのお店。そのほか、メニューにはうどんや焼き飯などもあり、町の食堂として地元住民をはじめ、多くの人に親しまれています。御年86歳にして、いまなお現役で鍋をふり、すべての料理を作っているというから驚きです。 小山はのれんをくぐると、お店に食べに来ていたお客さんに話を聞いてみると「一番は、ちゃんぽんと皿うどんですけど、なによりお母さんが好き」と笑い、「ちゃんぽんを食べても、お母さんの笑顔を見ても(心が)温かくなって“また来たい!”と思う店」とも。 放送では、そんなお母さんが鍋をふり、具材を炒める臨場感あふれる音も。小山はさっそく「寿々屋」自慢の皿うどんをいただくと、「ん~、旨い! (あんの)甘さがまたいいですね。長崎のチョーコー醤油が作っている『金蝶ソース』をかけると、酸味が加わって、おいしさにさらにターボがかかる。 (長崎出身の)福山雅治さんは、『これがないと皿うどんじゃない』と言っていました。食べているうちに、パリパリだった麺がだんだんとしんなりしてきて、自動的に味変していく感じがして、これがまた旨い。具のバランスも絶妙。これが食べたくて今回長崎に来たんだな、とあらためて思います。うん、本当に旨い」とご満悦の様子。 小山による「ふくあじ」紀行を聴いた宇賀は、「ん~、いいですね~! “パリッ、パリッ♪”という皿うどんを咀嚼する音がたまらないですね」と声を弾ませると、小山も「(自分でも)聴いていてまた食べたくなってきた」と想像を膨らませます。 さらに放送では、お店を切り盛りするお母さんへのインタビューや、そんなお母さんを支える娘さんと息子さんの思いなどをお届けしました。 (TOKYO FM「日本郵便 SUNDAY’S POST」2021年8月22日(日)放送より)
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