■FC東京 苦手のドーム克服へ。新たな形を構築しつつある攻撃面がカギを握る
【プラス材料】 前節のサガン鳥栖戦は敗れたものの、試合をとおして締まったゲームを展開し、相手よりも多くのシュートを放った。特に左利きのDF小川諒也を右サイドバックに配することで、彼のカットインから決定機を生み出した。また、ショートパスをつないで攻撃陣のスピードを生かすなど、新たな「形」を垣間見せており、攻撃のバリエーションが増えていることは明るい材料だ。 長期離脱から復帰したMF渡邊凌磨は鳥栖戦でMF髙萩洋次郎とともに途中出場を果たし、互いに好プレーで攻撃にアクセントをつけた。渡邊自身はコンディションや試合感覚について「まだまだ」と振り返ったが、今後に期待がかかる。 鳥栖戦では守備の一瞬の乱れを突かれて失点。それが最後まで響いただけに、今節は守備の要であるDF森重真人の出場停止が明けることもプラスとなるはずだ。 【マイナス材料】 鳥栖戦はチャンスを作りながらも相手の堅守を崩しきることができず、無得点に終わったことはマイナス材料だ。長谷川健太監督は得点力アップのために「サイド攻撃を徹底して続けていきたい」と話す一方、「ミドルシュートが少ない」と現状を省みる。それは一朝一夕には改善できない課題で、選手の意識を含めて丁寧に積み上げを図っていくしかない。 また、東京五輪に続いてパラリンピック期間も本拠地の『味の素スタジアム』が使用できない。今節はアウェイ7連戦の4試合目で、今後も厳しい戦いが続く。中でも敵地『札幌ドーム』では2017年以降勝利がなく、現在2年連続ドロー。ドーム独特の雰囲気を苦手としており、勝ちきれない印象を払拭できていないことはマイナス材料だ。 文:totoONE編集部
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