体内時計がととのえば、痩せる?
今、本当にお腹がすいていますか? 私たちの食欲を司っているのが「グレリン」というホルモンです。グレリンは、私たちが本当に空腹な時に高くなるのではなく、日々の習慣にともなって高くなることがわかっています。例えば、深夜に食べる習慣がある人は、その時間になると自然とグレリンの分泌が増え、お腹がすいた「気がする」わけです。 【画像】「朝のカレー味」を実現するカレートースト!ポイントになるカレーバターとは(作り方) 食欲に限らず、私たちのカラダは全てホルモンによってコントロールされています。そして、それらを正常に機能させるためには体内時計をととのえることがとても重要です。 朝食には体内時計をリセットしてくれる働きがあります。 ここでは、さらにリセット朝食を組み合わせて体内時計をととのえていきましょう。
カレー粉で、体内時計をととのえる
おすすめ食材がカレー粉です。体内時計に働くカレー粉の3つの食トレをご紹介します。 (1)抗酸化トレ 体内時計をととのえるためには、太陽とともに活動し、陽が沈んだらしっかり寝ることが最も重要になります。ターメリックのクルクミンをはじめ、スパイスが持つ抗酸化力は細胞の老化を防ぎ、毎日のパワフルな活動をサポートするものです。 (2)温トレ 体温は体内時計と連動しています。通常であれば、朝の体温が最も低く、活動とともに徐々に上がっていき、夕方に最も高くなると夜にかけてまた下がっていきます。体温が低い朝食で唐辛子や黒胡椒、生姜などのスパイスを適度に摂ることは、深部体温を上げ、1日をよりアクティブに変えてくれます。 (3)ストレス解消トレ ストレスを司どる自律神経も体内時計とリンクしています。コリアンダーの香りには、ホッとリラックスさせ、副交感神経を高めてくれる働きがあります。 このように、カレー粉は、抗酸化、体温調整、抗ストレスからのアプローチで体内時計をととのえる後押しをしてくれます。では、実際にカレー粉を朝食に取り入れてみましょう。
体内時計リセット!夏野菜のスパイシートースト
今回ご紹介するのは、カレーバターを塗って焼いたトーストです。お好みで夏野菜やしらすをトッピングしてどうぞ。 ◆カレーバターとは いつものバターにカレー粉を混ぜただけのものです。分量の目安はバター大さじ2にカレー粉小さじ1/2ぐらい。ピーマンやズッキーニ、じゃがいもやとうもろこしをソテーしても美味しいですよ。 ◆旬の野菜で、さらに体内時計をリセット! 余裕があれば旬の野菜を組み合わせましょう。旬を五感で感じ、体内に取り入れることは、今の季節と体内時計をリセットさせるのに最適です。 野菜を包丁で切るのが面倒でもピーラーなら必要なだけスライスしてパンにトッピングすれば、朝でも楽チン! また、しらすやカッテージチーズ、ツナなどを組み合わせれば良質なタンパク質補給にもなります。 今回の結論です! 体内時計をととのえることは人間本来の機能を引き出し、痩せやすいカラダを作ります。睡眠不足やストレスなどで乱れがちな生活を送っている方は、1日の始まりに朝食を食べることで体内時計をリセットすることから始めてみましょう。 ライター/石松佑梨 サッカー日本代表選手をはじめ、世界で活躍するトップアスリートたちの専属管理栄養士として従事。のべ2万人以上に提供してきた「頑張らない食トレ」を武器に、近年は企業の健康経営や地域創生も展開する。幼い頃から「おいしい」への執着心が人一倍強く、おいしく健康に食べるための「ずるい栄養学」で、誰もがおいしく食べて健康になれる社会を目指している。著書に『過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー』(かんき出版)がある。
石松佑梨
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