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Sunday, September 19, 2021

自販機ギョーザでプロの味を家庭に 千葉県内の5カ所に設置 - 毎日新聞 - 毎日新聞

24時間販売しているギョーザの自動販売機=千葉市花見川区大日町で2021年8月18日午前11時41分、長沼辰哉撮影 拡大
24時間販売しているギョーザの自動販売機=千葉市花見川区大日町で2021年8月18日午前11時41分、長沼辰哉撮影

 商和(千葉市)は業務用ギョーザを製造し、ラーメン屋、中華料理店、ホテルなど全国の約1000店に届けている。工場に隣接する直売店やインターネットなどでも販売しており、高橋義晴社長(67)は「プロの味を家庭でも楽しんでほしい」と話す。

商和の高橋義晴社長=千葉市花見川区大日町で2021年8月18日午前11時40分、長沼辰哉撮影 拡大
商和の高橋義晴社長=千葉市花見川区大日町で2021年8月18日午前11時40分、長沼辰哉撮影

 高橋社長は高校卒業後、20年近く飲食業界を歩いてきた。そこで見てきたのは朝早くから一つ一つギョーザを作る店主の姿だった。「少しでも店主たちの負担を減らしておいしいギョーザを届けたい」。1日約10万個に及ぶギョーザ製造には、そんな思いが込められている。

 その店のレシピに合わせて製法や皮の薄さ、食材の産地などを変え、製造するギョーザの種類は90種類を超える。中でも、県内などから選び抜かれた食材と調味料を使ったギョーザは「他のギョーザに戻れなくなる」とその道のプロがうなる味だ。

 新型コロナウイルス感染拡大で2020年4月に1回目の緊急事態宣言が発令されると、飲食店は休業や営業時間の短縮を余儀なくされ、製造ラインも影響を受けた。約3割減収した分を取り戻そうと、スーパーや直売所での小売りに力を入れるようになった。21年6月には県内でも珍しい自動販売機も導入し、24時間販売を実現した。自動販売機では時期ごとにレパートリーを変えて、3種類の冷凍生ギョーザを販売。「直売店が休みの日や夜遅くにも購入できる」と好評で、現在、本社など県内を中心に5カ所設置しているが、増設を検討している。

 高橋社長は長引くコロナ禍の先を見据え、「おいしいご飯を自販機で買うのが普通になっていくかもしれない。コロナで元気を無くしている飲食業界だが、こだわりのギョーザで負けないように頑張っていきたい」と意気込む。【長沼辰哉】


商和

 千葉市花見川区大日町1469▽1991年設立▽従業員37人▽043・250・6101

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