高岡市の老舗和菓子店「中尾清月堂」が考案したカレー味のどら焼きが、日本カレー協会(東京)による「カレーパングランプリ2021」の決勝に進出した。全国のパン専門店が自慢の味を競う中、和菓子店は同店のみで、県内唯一の予選突破となった。独特の食感とバターの香りを楽しめる商品となっており、関係者は日本一を目指し、高岡発の新しい味を発信したいと意気込んでいる。
グランプリ決勝へ
カレーパングランプリは「揚げ」「焼き」「チーズ」などの部門があり、中尾清月堂は、どら焼きの皮にカレーペーストを挟んだ「ホットドラバターカレー」を「バラエティーカレーパン部門」にエントリー。予選を突破した20商品に入り、10月2日までに行われるインターネット投票の結果で最高金賞と金賞が選ばれる。
ホットドラバターカレーには、自家製バターが挟み込まれており、加熱してトロトロになったカレーと、バターが染み込んだ皮の食感が特長。昨年7月に発売した製品で、カレーの味と合うよう甘くない専用の皮と合わせた。
1個302円(税込み)で、普段は高岡市のイオンモール高岡内の店舗限定で販売しているが、投票期間中は高岡、富山市の4店舗でも扱う。担当者は「新しいカレーの楽しみ方として定着させたい」と話した。
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