人気メニューのポークジンジャーとオムコロを手にする兵藤料理長（左）と長男由弥さん＝世田谷区のキッチンマカベで
駅前の商店街にある一九六一年創業の老舗洋食店。二代目料理長の兵藤智（さとる）さん（６３）が初代料理長の父親から引き継ぎ、母親や長男由弥（ゆうや）さん（３３）らと家族三代で切り盛りする。こだわりのソースやドレッシングはすべて手作りだ。
看板メニューは厚切りの豚リブロースを使った「ポークジンジャー」。肉汁のうま味に、しょうがやニンジン、タマネギ、ニンニクなどを使ってまろやかに仕上げたソースを絡める。初代の頃から作り続けているふっくらとしたオムライスに、干しシイタケ入りのクリームコロッケを添えた「オムコロ」も長年の人気メニューだ。
芸能人御用達店としても知られるが、地元の常連客が多く、家族五代で通い詰めている一家も。新型コロナの影響で昨年から本格的に始めたテークアウトは、土日はひっきりなしに注文が入るという。
兵藤さんは「幅広い世代の方に喜んでもらえるよう、毎日、店に来ても飽きない味を追求していきたい」と話す。（太田理英子）
◇
世田谷区祖師谷３の１の１５、小田急線祖師ケ谷大蔵駅から徒歩三分。電０３（３４８２）３７４８。木曜と隔週水曜は定休。昼の営業時間は午前１１時半から（ラストオーダー午後１時半）、夜は午後５時から（同午後７時）。
関連キーワード
からの記事と詳細 ( ＜食べて応援！＞キッチンマカベ 「オムコロ」3代続く人気の味 - 東京新聞 )
https://ift.tt/3BvBxZO
No comments:
Post a Comment