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中国料理を食べに行ったらつい頼んでしまうけれど、作るのは難しそう。エビチリは、そんな料理かもしれません。でも、慌てずに手順を追っていけば、驚くほどおいしく作れます。
ぴりっと辛い料理だからこそ、コクのある甘みを隠し味に。使うのは、甘酒です。飲料としての印象が強いかもしれませんが、料理監修の吉田勝彦シェフは「中国料理には欠かせない」と言います。中国では、もち米を発酵させて作られる甘酒は「酒醸(チューニャン)」と呼ばれ、エビチリのほか、チンジャオロースーにも使うそうです。
用意する調味料が多いですが、フライパンの中ですべて混ぜてから火をつければ、焦がす心配がありません。最後に酢を入れる時も、いったん火を消してから。細かく火を調節することで失敗を防げます。
辛さが苦手な方は、トウバンジャンの量を減らしてみてください。エビの殻も煮て使うことで、うまみを余すところなく味わえます。(山本奈朱香)
エビチリ
材料・2人前 料理監修:吉田勝彦さん(中国家庭料理ジーテン)
□ 殻付きバナメイエビ 12匹
□ 下味(塩1g、白コショウ少々、酒・片栗粉小さじ1)
□ 香味野菜(長ネギみじん切り3センチ分、小ネギ小口切り2本分、ショウガ・ニンニク小さじ1)
□ 調味料(甘酒大さじ2、酒大さじ1、ケチャップ大さじ1/2、トウバンジャン小さじ1、塩1g)
□ 片栗粉 小さじ1
【作り方】
①エビの殻をむき、竹串などで背わたも取る。殻は使うので取っておく。ボウルにエビを入れ、汚れを取るために塩と片栗粉(分量外)をもみこんでから水で洗い流し、キッチンペーパーで水気をふき取る。
②エビの殻と水200mlを弱…
からの記事と詳細 ( 殻も煮て うまみたっぷりエビチリ 隠し味には甘酒を - 朝日新聞デジタル )
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