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Thursday, December 2, 2021

あんころ餅きな粉付 創業以来の新たな味 白山の老舗・圓八が発売 - 中日新聞

白山市の圓八が新発売したあんころ餅きな粉付=白山市成町で

白山市の圓八が新発売したあんころ餅きな粉付=白山市成町で

 松任名物の「あんころ餅」を手掛ける、白山市成町の老舗和菓子店圓八(えんぱち)が、新商品「あんころ餅きな粉付」(十粒入り、税込み六百二十円)を発売した。同店によると、一七三七年の創業以来、あんころ餅に新たな味が加わるのは初めて。村山勝社長(46)は「新しい味に仕上がったと思うので、長年のファンの皆さまにも味わってもらえれば」と話す。

 あんころ餅きな粉付は、職人が一粒ずつ丸めた、あんころ餅十粒が箱に詰められ、同封された容器に香ばしいきな粉が入っている。きな粉を表面に振り掛けたり、竹ぐしに刺したあんころ餅をきな粉の容器に入れ、全体にまぶして味わう。

 老舗の新たな味は、村山社長が京都市のきな粉専門店を訪れた際、きな粉の香ばしさを再認識したことがきっかけだった。村山社長は二十代半ばから家業を手伝い、四年前に社長に就任。若手経営者ならではの発想で、あんこを練り込んだ「あんころソフトクリーム」(同四百円)や、他社のチョコや食パンとのコラボ商品の共同開発などにも取り組んできた。

 あんころ餅きな粉付は土日を中心に取り扱い、反応は上々。成町の本店や、同市内の和菓子店が共同出店するイオンモール白山(同市横江町)の和菓子店「SHIRAYAMA SWEETS FACTORY(シラヤマ・スイーツ・ファクトリー)」で販売している。(吉田拓海)

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