仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
好きな味1位は「甘い」――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「味の好み」に関する調査で分かった。同調査は今回で5回目。
好きな味を聞いたところ、1位が「甘い」で44.2%、2位は「薄い・あっさり」で40.2%、3位は「さっぱり」で37.1%、4位は「甘からい」で32.8%、5位は「スパイシー」で34.3%だった。「甘からい」「すっぱい」「クリーミィ」は女性で高い傾向が見られた。「甘い」は女性や若年層、「濃い・こってり」「塩からい・しょっぱい」は若年層でそれぞれ高かった。
苦手な味も聞いた。特に多かったのは「苦い」「からい」でそれぞれ30%台だった。次いで「塩からい・しょっぱい」「すっぱい」が各20%台という結果に。「苦い」は女性若年層、「塩からい・しょっぱい」「からい」「濃い・こってり」は女性50〜70代で高かった。
ここ2〜3年で食べるようになった味は?
ここ2〜3年で食べるようになった味があるかどうか聞いた。「ある」と答えた人は30%弱で、その味は何か尋ねた。1位は「薄い・あっさり」で6.9%、2位は「スパイシー」で6.4%、3位は「すっぱい」で5.6%だった。女性10〜20代では「からい」がやや高くなっていた。
ここ2〜3年で食べなくなった味があるか聞いたところ、「ある」と回答した人は40%弱だった。食べなくなった味の1位は「濃い・こってり」で14.5%、2位は「塩からい・しょっぱい」で9.9%、3位は「からい」で7.7%だった。「塩からい・しょっぱい」は60〜70代、「濃い・こってり」は女性60〜70代で高かった。
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好きな味のベースは?
好きな味のベースを尋ねた。特に多かったのは「しょうゆ」「かつおだし」「昆布だし」でそれぞれ40〜50%程度だった。次いで「塩こしょう」「みそ」「カレー」「チーズ」が各30%台という結果に。東北では「みそ」、九州では「とんこつ」が他地域よりやや高い傾向だった。
好きな味のジャンルは、「和風」が最も多く80.4%、次いで「洋風」「中華風」が各50%台であった。女性では「洋風」「韓国風」の比率が高く、「アジア・エスニック風」は女性10〜40代で高い傾向が見られた。
つい選んでしまう最も好きな味は、1位が「薄い・あっさり」で12.4%、2位は「甘からい」で11.8%、3位は「スパイシー」で10.1%だった。男性10〜20代では「濃い・こってり」が、女性10〜30代では「甘い」がそれぞれ高くなった。
今回の調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。期間は1月1〜5日、有効回答数は1万36人。
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