宮崎県延岡市水尻町の旭化成のグループ会社工場で1日昼に起きた爆発事故について、事故を起こしたカヤク・ジャパン(本社・東京)は2日未明になって記者会見し、近隣住民に謝罪し、事故の経緯について説明した。一方、突然の爆発事故に住民からは不安と怒りの声が上がった。
事故では社員1人が行方不明になり、工場敷地内外にいた3人がけがをした。近隣の住宅など約50戸にガラスが割れるなどの被害が出た。横山真一郎社長は「多くの方々に多大なご迷惑とご心配をおかけしていることを深くおわび申し上げます」と頭を下げた。
被害のあった家では住民らが2日も後片付けに追われた。現場近くに住む女性は「爆発音が響いて、2階の窓がサッシごと内側に外れかけ、窓ガラスが粉々に割れた。思わず悲鳴を上げた」と話した。この地で30年以上暮らしているという女性は「実験で爆発音が時々していたので慣れてはいたけど、何の実験をしているのか全く分からない。今回の事故で恐ろしくなった」と話した。
横山社長らは爆発による健康被害の報告はないとし、「爆発の原因はわかっていないが、火薬メーカーとして安全管理を最重点でやってきた」と強調した。
旭化成グループの爆発事故、過去にも
旭化成とグループ会社では火…
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