世代や性別を問わず、古着が注目を集めている。フリマアプリを通じた服の売り買いが当たり前になり、街には古着を扱うチェーン店も増えて、気軽に挑戦できるようになったからだ。さまざまなアイテムがそろうようになった今、どんな古着を選べばいいのだろうか。また、手持ちの服と合わせる場合、どのようにコーディネートするのがおすすめか。東京・渋谷の古着店、Illminate(イルミネート)のスタッフ、佐藤健太さんに聞いた。
世界で人気の古着 “一点もの”の特別感が魅力
――古着の人気が高まっていると聞きます。
「ここ数年で世代を問わず、さまざまな方が来店されるようになりました。一部の服好きのものだった古着文化が、幅広い層に浸透してきていますね。話を聞くと、YouTuberや芸能人の影響が大きいようです。当店の買い付け先の一つである英国でも、Barbour(バブアー)のアイテムが売れていると聞きます。古着ブームは世界的なものなのかもしれません」
――古着の魅力はどこにありますか?
「世界に一つしかない一点ものというところですね。例えば、デニムパンツは所有者の体形やはきかたによって色落ちに違いが生まれます。それは所有者の“人生”が刻まれているということだと思います。自分が着れば、そこに新たな味が加わっていくのも魅力ですね」
「コーディネートの面では、古着が持つ独特の雰囲気をさりげなく取り入れられるのが魅力です。それだけで他人とかぶりにくくなりますしね」
――イルミネートでは特にどんな古着を仕入れていますか?
「味がある一着はもちろん、デッドストック(未使用品)など状態がよく、古着が初めての方にも手にとってもらいやすい服を仕入れています。また、日本発のmocT(モクティー)や、米国のINDIVIDUALIZED SHIRTS(インディビジュアライズドシャツ)など、新品のセレクトアイテムも取りそろえていますね」
大人におすすめ「ユーロビンテージ」
――大人の男性にはどんな古着がおすすめですか?
「欧州で買い付けた『ユーロビンテージ』ですね。きれいめなデザインのアイテムが多く、大人の方でも着やすいです。徐々に品薄になっていて、価格の高騰が予想されるアイテムもあるため、“先行投資”としてもおすすめしたいです」
からの記事と詳細 ( 味を楽しむ古着 バブアーや「軍モノ」コーデの正解|NIKKEI - Nikkei.com )
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