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Thursday, April 28, 2022

株式会社ブラウブリッツ秋田 第13期決算概要について - ブラウブリッツ秋田

株式会社ブラウブリッツ秋田では、4月28日(木)に第13回定時株主総会を開き、第13期における事業及び決算報告が承認されましたので、お知らせいたします。

第13期決算

単位:百万円

営業収益

  2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
営業収益 216 262 288 360 435 461 461 797
広告料収入 116 154 184 198 255 266 266 410
入場料収入 8 14 12 16 20 20 19 38
Jリーグ配分金 12 11 15 35 27 27 28 159
賞金 0 0 0 6 0 0 3 0
アカデミー関連収入 34 35 33 43 47 47 32 56
物販収入 9 9 8 10 13 11 18 36
その他収入 37 39 36 52 73 90 95 98

営業費用

  2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
営業費用 262 259 286 357 438 477 511 782
チーム人件費 92 82 94 114 148 161 184 265
試合関連経費 6 8 9 16 16 25 28 58
トップチーム運営経費 35 33 41 59 66 84 79 116
アカデミー運営経費 17 22 19 30 34 32 19 43
販売費および一般管理費 108 106 112 129 163 164 188 287
減価償却費 4 8 11 9 11 11 13 13

損益計算書

  2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
営業収益 216 262 288 360 435 461 461 797
営業費用 262 259 286 357 438 477 511 782
営業利益 -46 3 2 3 -3 -16 -50 15
営業外収益 48 17 10 7 6 9 21 16
営業外費用 2 2 2 2 1 1 5 1
経常利益 0 18 10 8 2 -8 -34 30
特別利益 2 0 0 0 0 0 0 0
特別損失 0 0 0 1 0 0 0 0
税引前当期純利益 2 18 10 7 2 -8 -34 30
法人税および住民税等 0 1 0 0 0 0 0 0
当期純利益 2 17 10 7 2 -8 -34 30

貸借対照表

2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
流動資産 19 64 66 64 69 38 108 248
固定資産等 15 41 34 37 30 23 36 48
資産の部 合計 34 105 100 101 99 61 144 296
流動負債 10 9 11 14 28 27 40 93
固定負債 71 90 72 64 47 17 121 117
負債の部 合計 81 99 83 78 75 44 161 210
資本金 96 24 24 24 24 24 23 57
資本剰余金等 0 18 18 18 18 18 18 52
利益剰余金 -143 -35 -26 -19 -17 -25 -58 -23
資本(純資産)の部 合計 -47 7 16 23 25 17 -17 86

役員人事

  • 代表取締役社長 岩瀬 浩介
  • 専務取締役 加藤 芳樹
  • 常務取締役 外山 新平
  • 取締役 工藤 源聖(非常勤)
  • 取締役 吉田谷 昭仁(非常勤)
  • 取締役 石郷岡 誠(非常勤)
  • 取締役 細谷 重直(非常勤)
  • 取締役 原野 正(非常勤)
  • 取締役 齊藤 徹(非常勤)

経営数値に関する分析

2021年度の営業収入は7億9,700万円(前期比173%)となり、コロナ過が続く中でも過去最高収入を売り上げることが出来ました。広告料収入が前期比154%増の4億1,000万円、入場料収入については、試合数が増加し来場者も増えたことで200%増の3,830万円となり、営業収入の伸ばした主な要因となっております。試合関連費については、感染症対策とお客様の満足度向上を目指し、ホームゲーム運営における人員を増やし前期比207%増で5,790万円となりました。

その結果、経常利益でも過去最高の3,000万円を計上することができ、12期において債務超過に陥りましたが、自力で解消することが出来ました。また、J1を見据えた経営基盤の強化として増資を行い、純資産を厚くすることが出来ております。

今期の予算と現状について

営業収入10億円の短期計画の目標を一年でも早く達成することはもちろんですが、長引くコロナの状況を鑑み売上高前期比102%増の8億1,500万円、経常利益約2,067万円を達成すべくキャリア人材を採用し、これまで蓄積した顧客データを分析・活用したデジタルマーケティングの運用と、選手やマスコットを活用したデジタルコンテンツの運用を強化し、新規顧客の獲得とリピーター増加を図ります。チーム強化においても練習場の整備が確定し、より洗練された選手の獲得に向けチーム人件費を116%増の3億950万円としています。

練習場整備と新スタジアム建設について

練習場整備については、既存選手の成長をはじめ、J1を目指すクラブに向けたチーム強化の軸と捉えており、秋田県サッカー協会と潟上市にご協力を頂き、企業版ふるさと納税を活用した資金スキームで整備してまいります。

新スタジアム構想については、2022年3月に秋田市外旭川地区の街づくり構想の事業者がイオンタウンに決定いたしました。クラブといたしましてはステークホルダーと調整しながら早期実現に向けて取り組んで参ります。

最後に

コロナ過においてもJリーグの地域経済に与える経済効果等は感じておりますが、十分とは言い切れません。本来のJリーグがもたらす効果を実感いただくためにも、残留はもちろん次なるステージに向けた足掛かりとなるシーズンにするため10位以内を目標に掲げました。

潟上市内に整備する練習場については、企業版ふるさと納税を活用したスキームで整備を成功させ、新スタジアム整備において知事・市長からも何度もご発言のある通り”民間活力”のメインスキームとして活用できるものと考えております。

新たに傘下で特定非営利活動法人として運営することとなったブラウブリッツ秋田スポーツネットワークでは、サッカーだけでなく様々な競技のクラブ運営を行っていくことはもちろん、少子化においても子ども達が競技を選択できる環境を整えられるよう、地域の課題解決の一助となれるよう取り組んで参ります。

地域において必要不可欠な存在となり「ブラウブリッツ秋田があったから〇〇」といった言葉が街じゅうに溢れるよう、これからも株主をはじめスポンサー、ファン・サポーターの皆様とともに取り組んで参ります。

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