観光船の遭難事故を受けて乗客の家族に対する運航会社の社長の説明が不十分だとして、今後、会社の従業員による説明も行われることになりました。
観光船の遭難事故を受けて、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長は、29日も午前と午後の2回にわたって非公開で乗客の家族に対する説明を行いました。
国土交通省によりますと、このうち午後には、事故当日、事務所で対応にあたっていた運航会社の従業員が出席し、出航に至った経緯や船長と交わした会話などについて明らかにしたということです。
桂田社長の説明が不十分な一方で、会社の従業員からの説明で具体的な安全管理の実態を知ることができると受け止めた家族が多いことから、今後、別の従業員も出席して説明が行われることになりました。
現地対策本部の本部長、国土交通省の坂巻健太大臣官房審議官は「家族はこれまで社長と従業員がどういう関係を築いていたのかを知りたいのだと思う。早ければ30日午前の説明でも日程を示したい」と話していました。
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