2022/06/30 06:32 ウェザーニュース
今日6月30日(木)も東日本を中心に猛暑となり、熱中症の危険性が高くなります。
冷房による電力需要が増大し、平日であることも影響して電力需給がひっ迫する可能性があるため、経済産業省は東京電力エリアに「電力需給ひっ迫注意報」をだして節電を呼びかけています(特に15〜18時)。
エアコンの使用は必要不可欠ですので適切に使用し、使っていない照明やテレビ・モニター等その他の節電にご協力をお願いします。
梅雨明け早々真夏の暑さ 熱中症に警戒
今日30日(木)の予想最高気温は東京で36℃、名古屋で38℃とヒトの体温に迫るような危険な暑さとなる見通しです。
電力需給がひっ迫のおそれ
特に平日は企業での電力使用量が多いためひっ迫度合いが高まります。
正午前後は太陽光発電により需給に余裕が出来るとみられますが、供給可能な電力は夕方にかけて減ってくるため、最も予備率が小さくなるのは15時~18時の時間帯とみられます。
※当日の供給力は更新される可能性があります
電力需給のバランスが崩れると電力の安定供給ができなくなり、最悪の場合は大規模停電に繋がります。電力会社はそれを防ぐために計画停電などを行うこともあります。
クーラーの使用はためらわないで
節電のためにエアコンを切ってしまうと熱中症の危険性が高まるため、決して無理をしないで冷房は適切に使用してください。室温が28℃程度になるように調整するのが目安です。使っていない照明器具やテレビ・モニターの電源を消すなど、その他の方法での節電にご協力をお願いします。
なお、来週になるとこの猛烈な暑さはおさまる見通しで、ようやく猛暑の出口が見えそうです。ただ、7月後半以降は再び真夏の暑さとなる予報ですので、油断のできない夏になりそうです。
東京電力エリア以外の状況については、ウェザーニュースのアプリやWebサイトに掲載の「電力需給予報」からご覧頂けます。
※ウェザーニュースの電力需給予報は、電力会社が保有する電力消費実績データやウェザーニュースの気象データを、独自開発のAIモデルが30分毎に学習し続けることで算出しています
※供給力は東京電力パワーグリッド株式会社の公開データより
参考資料など
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