千葉県松戸市金ケ作の観光農園「加藤ぶどう園」でブドウ狩りが始まった。旬の味覚を楽しもうと、多くの家族連れでにぎわっている。
農園はブドウ棚が二・一ヘクタールにわたって広がり、現在、さっぱりとした甘みが人気の「ヒムロット・シードレス」が収穫期を迎えた。今月中旬にはブドウの王様「巨峰」、下旬には濃厚な味わいの「ブラックオリンピア」と「スチューベン」、九月上旬には「シャインマスカット」も加わり、収穫は同下旬まで続く。
園主の加藤正芳さん(47)によると、昨冬の寒波と梅雨明けの猛暑の影響で、例年より一週間ほど収穫は遅め。それでも「肥料を工夫するなどできる限りの対策をし、生育は順調。ブドウの甘みも十分出ている」とおいしさに自信を見せる。
東京都足立区から訪れた池内基曜(もとてる)さん(42)は「ネットの口コミが良かったので、子ども二人と初めて来ました」。娘の寧花(ねいか)さん(4つ)はたわわに実ったブドウ二房をもぎ取り、「とても楽しかったよ」と笑顔で話していた。
入園料(試食パック付き)は大人三百円、小学生以下二百円。直売は一房から購入できる。問い合わせは同園=電047(388)3578。(牧田幸夫)
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