これまでの〝足で稼ぐ〟時代は、コロナ禍、テレワークの普及で大きく変わった。企業同士をつなげるB to Bタイプのビジネスマッチングサービスの規模が急拡大している。今回、物流系のビジネスマッチングサービスをセレクト。新たなパートナーを見つける一助にしてほしい。
トラクルGO
登録企業数 500社以上
登録料:無料 システム利用料:契約成立後に手数料3%発生
荷主と運送業者の取引を〝見える化〟
入札による荷主と運送業者をつなぐマッチングサービスを提供。仲介手数料などの不透明な費用を排除することで、荷主と配送業者双方とも価格に見合った適正価格とサービスを受けることを実現している。運送業者間の契約内容に関する連絡はすべてトラクルGOのシステムを通して行ない、やりとりを可視化。トラブルも最小限に防ぐことにも役立っている。
【システム】
荷物を送りたい企業が荷物情報を登録すると、複数の運送業者が入札。荷主はその金額を見てどの運送業者にするかを選ぶことができる。本登録や入札は一切無料。契約が成立した時点で運送業者は3%、荷主は1案件500円発生する。
荷主と運送会社の相互評価がわかる
荷主と運送会社の相互評価による情報を参照して契約できることが強みとなっている。
専用アプリで位置情報を把握
専用アプリでは荷物の現在位置を把握でき、目的地に近づくと、荷主に通知される。
〈導入事例〉医療品出荷のコストダウンに成功
医療品の製造を行なう「福地製薬」では、トラクルGOを介して物流センター向けに出荷を行なう。こちらを利用することで適正運賃を把握することができ、従来よりもコストダウンに成功!
ドラマッチ
登録企業数 約2200社
登録料:無料 システム利用料:無料
車両ルートが把握できるDX化も推進
荷主と配送業者をつなぐマッチングの際、専任コンシェルジュが仲介する。自社で契約している運送企業に限定したマッチングになるため、依頼時の契約は不要に。より信頼性の高い案件依頼が可能となる。2022年秋にはドライブレコーダーの位置情報を利用し、共同配送が可能な企業の検索や把握ができるDX化のサービスを提供予定だ。
【システム】
荷主が荷物情報を登録すると、運送会社の中から条件にマッチしている業者が自動検索される。運送会社は届いた荷物情報をチェックして自社で担当できる案件かどうかを判断のうえ、金額や詳細について荷主に直接商談する。
荷物依頼情報を入力する
荷主は荷物の発着場所や時間、種類など運んでほしい荷物の情報を入力する。
こんなのもアリ?荷種は多種多様
荷種の選択肢は「一般旅客」から「危険物」まで多種多様! 全部で46種類から選べる。
〈導入事例〉小ロットでも組み合わせでお得に
小ロットの食品配送が中心の老舗野菜加工工場ではこちらでチャーター1本10万円から積み合わせできる運送企業とマッチング。1本当たり約4万円のコスト削減に成功している。
取材・文/高山 惠
からの記事と詳細 ( 荷主と運送会社をつなぐ物流系のビジネスマッチングサービス|@DIME アットダイム - @DIME )
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