新型コロナウイルスに感染して5日に死亡が確認された1人について、県は、入院するかどうかの判断がされる前に、自宅で待機していた高齢者だったことを明らかにしました。
新型コロナをめぐり、県は、5日に死亡が確認された1人について会見を開きました。
県によりますと、死亡したのは65歳以上の高齢者で基礎疾患があり、4日に感染が確認されてから、医師が軽症と判断し、療養先を調整するために自宅で待機中だったということです。
県の対応として、陽性が判明した人については、早ければその翌日にも、保健所や医師が詳しい健康状態を調べて、入院するかどうか判断することにしていますが、この高齢者は、判断がされる前の5日の朝、自宅で死亡しているのが確認されたということです。
県によりますと、死因は調査中ですが、感染者が自宅で死亡したのは県内では初めてだということです。
県感染症対策室の田原研司室長は「高齢者や基礎疾患がある人が、早く医療を受けられるよう体制強化を図ってきたが、こうした事案が起きたのはどこかに穴があるためで、大変重い責任を感じている」と述べました。
今回の事案を受けて、県は、最初に診断する医師と保健所との間で、より綿密に患者の情報を共有するなど、対策を強化する方針です。
また、県内で死亡が確認されたのはこれまでに50人いますが、このうち49人が高齢者だということです。
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