宇部市の水産物販売業の会社が韓国産のアサリの原産地を熊本産と偽って表示して販売した疑いがあるとして、警察は12日朝、会社の事務所の家宅捜索を行いました。
警察が家宅捜索を行ったのは、宇部市の水産物販売業の会社、「海星」です。
警察によりますと、アサリの原産地の表示について韓国産にもかかわらず、熊本産と偽って表示して販売した食品表示法違反の疑いがもたれています。
12日午前8時半ごろ、警察の担当者が会社の事務所が入る宇部市内のマンションの1室に立ち入り、押収した資料などが入ったとみられる段ボール箱を運び出しました。
警察では、今後、会社の社長から話を聞くなど調べを進めていくことにしています。
この会社をめぐっては、去年9月から11月にかけて、韓国産のアサリ310トン余りを熊本産と偽り関東や東海の卸売業者に販売したとして、農林水産省は8月9日、食品表示法に基づいて表示を是正することや再発防止を行うことなどを指示しています。
農林水産省の調査に対し、会社の社長は、「取引条件が熊本産のアサリを納品することだったため、販売先を失いたくないと思い、熊本産と表示して販売した」と話しているということです。
からの記事と詳細 ( アサリ原産地偽装疑い 宇部市の水産物販売業の会社を家宅捜索|NHK 山口県のニュース - nhk.or.jp )
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